水彩画

昨年の暑中見舞いで「どくだみの版画」を転載させていただいた方から、年末に大きな水彩画をお送りいただきました。
構図はもちろんのこと、淡い配色に目を奪われます。静かに何度も見返したくなる作品ですね。見ればみるほど味わいが滲んでくる。
ウィーンのマリア・テレジア広場にある美術史博物館を訪問し、その対面にあるほぼ同形の自然史博物館に見とれている場面ですね。美術史博物館と自然史博物館は双子の建物だから、どっちなんだか、じつはよくわからないのですが・・・そういう考証はさておき、品のある絵ですよね。家内の脳動静脈奇形が閉塞したことはご存知ないはずですが、快気祝いを頂戴したような気分になり、夫婦ともども喜んでおります。

3日、西大寺の画材屋を訪ねて額縁を購入し、ただちに玄関に飾りました。ボロ屋の玄関が1枚の水彩画で命を吹き返しました。
下は同じ方からいただいた年賀状です。こちらは版画。ポツダム条約の舞台となったツェツィリェンホフ宮殿を絶妙な色合いで刷り上げておられます。あまりに素晴らしいので、賀状も額に納めました。
何かお返ししたいのですが、何を送ってもかないませんね・・・どうしようかな??
