摩尼山~砂丘ミニトレイル(Ⅴ)

大雲院~東照宮の林道ルート
5月29日(金)のゼミ活動時間に、大雲院調査班と分かれて、私ときいは別行動をとることにした。大雲院から鳥取東照宮に至る新たなトレッキングコースを探すために調査に向かったのである。環境学フィールド演習でに通ったまちなかルートとは違い、大雲院と鳥取東照宮を隔てる山を横断するルートをグーグルマップで確認し、地図上でも使えそうな道を発見したので、その道を実際に歩いてみることにしたのだ。
大雲院を離れ、その山路へは15分ほどで着いた。その山路の入口は分かりにくく、一見すると通っていいのかどうかも分からない。この林道コースは、入口までに至る住宅地の舗装されたコンクリート道路とは異なり、トレッキングコースとして十分に使える道であった。しかし、グーグルマップではこの道は途中で途切れていた。どうなるのかわからなかったが、2人でどんどん先に進んでいくと、なんとこのコースはぐるっとこの周辺を一周することが判明した。

往きに見かけた印象的な場所がその事実に気付かせてくれた。少なくとも最悪の場合(この山を横断できなく、延々と歩き続けて戻れなくなる)よりは幾分マシな状況ではあったが、私たちは住宅地ルートと異なる道を見つける困難さを十分に思い知らされた。大雲院へ戻るとき、コースを変更して何か重要なこのコースのポイントになるような場所を探しながら歩いた。林道ルートのすぐそばに安禅寺というお寺があった。そのお寺の境内は見通しがよく、大木や境内を囲うように配置された柵などを設置していない。

結果として、この林道は樗谷公園のトレッキングコース(中国自然歩道)へはつながっていないだろうということが言えそうだ。まだすべての道を確認したわけではないので、この道をさらに調べ、またグーグルマップなどでも検討し直さなければならない。安禅寺やこの地域についても詳しく調査する必要があるので、文献を探しに図書館へ行こうと思う。
