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第4回仏ほっとけ会のお知らせ(1)

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宝塔厨子の内部を本邦初公開!

 早いもので卒業論文も大詰めを迎えつつあります。昨年の今ごろは馬の嘶きに似た蝉の変態種の鳴き声に苦しめられ、他の研究室からもご意見を頂戴する始末でしたが、今年は黍団子にあたって腸炎を患う者がでてきたりして大変です。正直、わたしも頭が痛い。
 とはいうものの、今年も「仏ほっとけ会-摩尼寺・大雲院仏教講座」を開催して卒論発表の場とすべく、準備を進めてきました。いまようやく日時・会場が確定したので、1回めの予報をお知らせします。


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 第4回仏ほっとけ会-摩尼寺・大雲院仏教講座-

   日時:  2018年 2月 18日(日)13時開場
   会場:  大雲院本堂(最新暖房完備で暖かくなりました)
          〒680-0061 鳥取市立川町 ℡0857-22-5608
   次第:
     13:15 ご挨拶
     13:25 研究発表1 岡崎 滉平
          「大雲院宝塔厨子と徳川将軍家墓所」
     13:40 研究発表2 吉冨 博子
          「上方往来の歴史的景観-河原宿を中心に」
     13:55 研究発表3 水田 梨乃
          「フォトスキャンによる町並みの分析-立川・倉吉河原町・稲常の事例」
     14:10 研究発表4 垣崎 香菜
          「酒造りによる過疎地の地域振興-規制緩和を超えて-」

              =お茶の時間=

     14:35 研究発表5 吉田 侑浩
          「ブータン民家仏間の考現学-神仏の配置と調伏の構図-」
     14:50 ミニ講演 浅川 滋男
          「摩尼寺地蔵堂の復元-賽の河原の歴史的景観-」
     15:10 閉会挨拶
     15:20 大雲院御霊屋本尊「宝塔厨子」内部公開~随時解散  

  コメンテーター(予定): 眞田廣幸・佐々木孝文・岡垣頼和他
  主催・問い合わせ先: 公立鳥取環境大学 保存修復スタジオ
                e-mail:hozonshufuk@kankyo-u.ac.jp fax 0857-386775

  特別公開: 徳川家歴代将軍の位牌を祀る大雲院御霊屋の本尊「宝塔厨子」の内部を
        本邦初公開します。仏舎利と多宝如来・釈迦如来を祀る「一塔両尊」の構成
        を規範通りに納める稀少な仏教美術です。
        ぜひご来場ください。

 【一塔両尊】解説:  多宝如来(プラブータ・ラトナ)は釈迦以前に悟りを開いた無数の過去仏の一人であり、東方無限のかなたにある宝浄国の教主で、名を阿僧祇(あそうぎ)という。日本に限らず中国・朝鮮半島に多宝如来単独の造像例はほとんどなく、法華経信仰に基づいて釈迦如来とともに2体1組で表される(一塔両尊)。一塔両尊の伝統は『法華経』見宝塔品(けんほうとうほん)説話に基づく。すなわち、釈尊が説法をしていたところ、地中から七宝で飾られた巨大な「宝塔」が出現し、空中に浮かびあがって、釈尊の説法を称える多宝如来の大音声が聞こえてきた。多宝如来は自らの座を半分釈尊に譲り、隣へ坐るよう促した。釈尊は宝塔内に入り、多宝如来とともに坐し説法を続けた。大雲院の宝塔厨子は、まさしくこの説話を表現する稀少例です。


20170505宝塔厨子002
↑この実物をご覧になれます。(写真集『大雲院』) 


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プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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