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男はつらいよ、隅切瓦

2023歴史遺産保全論15寅次郎の告白


小型の隅切瓦はどこ行った?

 卒論の発表会が迫ってきている。コロナ以来、発表会形式だったものが、今年からまたポスター・セッションに戻ることになり、学生たちは少々残念だと思っているようだ。我がゼミは、この時期になって、4年生のやる気が充満し、相互コミュニケーションも増して、研究室らしくなる。わたしも精一杯やる。パワポのレイアウトや写真・図版の選択、科白の改訂は一年中やってる気がするが、やはりこの時期がいちばんエネルギーの上昇を感じる。ブータン修論は昨年11月の「崖と建築のヒエロファニー」で予行演習し、古民家再生系卒論は同10月の上海講演と先日の「古民家カフェと郷土料理のフードスケープ」発表データを膨らませればよいが、菅原遺跡の継続的考察卒論はなかなか大変だ。だって、報告書2023自体の出来がアレなので、突っ込みどころが多すぎる。奈良大学報告書1981もあわせて検討しているが、こちらもなかなかのものだ。たとえば、小型瓦のうち隅切瓦の図・写真は、方形屋根の根拠とする重要な遺物だが、出土をみた報告書1981でも、奇抜な復元案を示した報告書2023でも、掲載していない。まったくどういうつもりなのか。「アタマのおかしいおまえら(あたおか)に物申す」と一喝したくなる。ネット上の「あたおか」って、じつは良い意味なんだけどね。この場合、そうではありません。


1207073武内(卒論パワポ)4 作成中のパワポ。こうして3つ復元案を並べると、元文研は当初案2021に拘っていることがよく分かる。



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プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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