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寅さん埴輪(3)

1127寅博14古墳帽子


寅さん埴輪

 展示の最後に、寅さんが帽子をかぶっている写真と埴輪の写真が横並びになっているパネルがあります。そうか、山田洋次監督は埴輪の帽子をモデルにして寅さんの帽子をデザインしたんだ・・・と気楽にパネルを読み始めて、仰天した。あまりに強烈な記事なので、ここに転載させていただきます。まずは山田洋次監督の感想から。

「寅さん埴輪」について思う
 正倉院に保存された戸籍帳によると、今から約1,300年前の奈良時代、この柴又の地に「トラ(孔王部刀良)」という男と「サクラ(孔王部佐久良売)」という女がいたそうです。なんたる偶然かと、ぼくは苦笑したものですが、今回寅さんと同じ帽子をかぶった珍しい埴輪が発掘され、顔つきがどことなく似ている上にその日は渥美清さんの命日だと知ったときには驚きました。
 ぼくは霊魂などは信じない人間ですが、ここまで偶然が重なるとなにか不思議な気分にとらわれるのです。はるか昔、万葉の頃に生きていたトラさんという強烈な個性の持ち主が、ぼくに命じて寅さんを主人公にした映画作らせたのかもしれませんね、もしかして!    山田 洋次


1127寅博14古墳帽子01

 
 埴輪についても下の方に解説してあります。

柴又八幡神社古墳
 柴又八幡神社古墳は、古墳時代後期の6世紀後半、今から1400年以上前に築かれたものです。(略)
 葛飾区郷土と天文の博物館では、東京低地の古代をさぐるべく地元の協力をえて、柴又八幡神社古墳の学術調査を博物館考古ボランティア「葛飾考古クラブ」とともに平成10年度から行ってきました。
 写真は、帽子をかぶった埴輪の頭部破片で、このような埴輪は、東京湾湾岸ではきわめて珍しく、学術的にも重要な資料です。この埴輪は、平成13年度の第5次調査の際に出土したもので、出土した日は奇しくも渥美清さんの命日の8月4日でした。


1127寅博14古墳帽子02


 どうですか、みなさん、開いた口がふさがらないでしょう。たんなる偶然では済まされませんよね。不肖、私の父イチ太郎が11月11日になくなった、というレベルではありませんわ。
 柴又の地霊と化したアナホベノトラとアナホベノサクラメが山田洋次・渥美清・倍賞智恵子の3名に憑依したのかもしれません。【続】


1127寅博06

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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