fc2ブログ

緊張の夜(5)

 最終戦をベストメンバーで臨むと聞いていたので、先発11名の名前と配置を聞いて頸を傾げてしまった。まずキーパー。なんとか無失点におさえて泣いてましたが、代表戦で使うのは無茶ですよ。まだ早い。次に宮間をボランチ、鮫島を左サイドハーフの問題。守備意識の徹底、だそうですが、宮間がボランチで機能しないのは散々実証されてきているし、鮫島のコンディションが良いわけでもない。近賀の右SBも微妙ですね。わたしなら、最初から宮間は左SHにあげときましたね。ここで輝いてきた選手であり、じっさい後半の宮間はとても効いていた。ボランチはベトナム戦をみる限り、中島が十分通用する。こちらもボランチに配置換えした後半に活躍しました。中島が前半務めていた右SHは川澄でいい。今回の川澄、一部で酷評されていますが、わたしは大儀見・宮間よりは良かったと思っています。かすかながらも得点の匂いがする例外的な存在だった。ベトナム戦のヘッドを思いおこしてください。
 前半はこれまでと同じだらだらサッカーでしたが、後半になって細かいパスがテンポよく通り始めた。繰り返すけれども、この原因は中島=ボランチ、宮間=サイドハーフの転換にあったと思います。
 後半早々、岩渕を投入する問題。ここもやや引っかかるのね。岩渕と横山はタイプが似てますからねぇ。まず右サイドに川澄をいれて、20分ほど様子見し、大儀見・横山のうち機能しない方を岩渕と替えるか?? 終盤の川村・高瀬の2枚替えも、わたしには解せませんでした・・・ 
 以上、やや厳しめのコメントになってしまいましたが、後半は所謂「撫子らしい」サッカーで、パスでグラウンドを制圧し、お見事でした!!! 
 そして、お疲れさまでした。

 それにしても、マスコミのバッシング、納まりませんねぇ。各紙・各社いっせいに予選の総括に入ってますが、サッカーそのものではなく、人間関係を揶揄するゴシップ記事が目に余る。ひどすぎると思っていたところ、佐々木監督から記者会見で苦言があったとのこと。当然でしょうね。速やかに報道を軌道修正していただきたい。
 佐々木監督は紛れもない名監督です。これまでの五輪・W杯関係では、佐々木さんと手倉森さんが名将だとわたしは思っている。気持ちを切り替えて、リオでは手倉森JAPANを応援しましょうね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
--
魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR