鯉に願いを-ネコノミクスの街(8)

夏の地蔵盆 2016
8月23日(火)、倉吉市河原町で開催された「夏の地蔵盆祭り」に麻原鬢鬢20、OK牧場とわたしの3人で参加してきました。前回参加した「冬の地蔵盆」とは違って夕方5時からの開催です。自分たちが担当するのはテントの設置と焼き鳥の屋台、隣では生ビールに冷やしたジュースとまさにお祭り!といった雰囲気です。この焼き鳥、なんと2本で100円のお値打ち価格です。気になったあなたは来年の地蔵盆にぜひお越しください!


焼き鳥屋台は値段の安さやお楽しみ券(焼き鳥orジュースorかき氷と交換できるクーポン)もあって、飛ぶように売れていき、次第に焼くのが追い付かなくなり、さらには開始2時間余りで完売してしまいました。火おこしも大変だったのですが、焼く作業がもっと大変、加減を見ながら時々ひっくり返しては並べていく単純な作業ですが、夕方とはいっても残暑厳しい夏の夜、煙と汗で涙目になりながら必死に焼いていました。最初は屋台をぐるっと回ろうかな~っと浮ついた気持ちがありましたが、そんな暇はありませんでした(笑)
焼き鳥が完売した後はこれまた大盛況のかき氷屋台をヘルプに行きました、こちらも最初はボックスいっぱいの氷もなんのその、あっという間にさばけていきました。サポートにまわってからものの一時間もしないうちに氷が無くなってしまい、お客さんに申し訳ないことになってしまった、と思ったらどこから出てきたのかブロックアイスで追加販売、さらに本当に最後の近所の家の冷凍庫の氷まで使い抹茶味以外のかき氷蜜が無くなるまで売り切りました。

他にも窯焼きピザや金魚&スーパーボール&メダカすくい、おでんに手作りゼリーとラインナップ豊富な屋台でとてもにぎわっていました、他にも八橋往来の方にも屋台が続いていましたが、そっちまで見ている時間はありませんでした。ただ八橋往来や鉢屋川沿いの五差路に提灯の光の下、人々が行き交う光景は過疎が進んでることを忘れさせるほどでした。



長屋群を壊さないで-町並みを守ろう!
夏の地蔵盆に参加して、屋台の手伝いで忙しかったけど、とても楽しかったです。人も大勢いて賑わっており、お祭りとしては大成功だと思いました。ただここ最近懸念されている旧小川酒造対面の長屋群の取り壊しが現実になると、町並みのアクセントが欠けてしまいます。どうにももやもやした気持ちに苛まれました。維持管理の手間や費用、所有者の方の考えなど難しい所でありますが、いまの風情ある町並みを活かして地域の再活性につなげていただきたいと願っています。 (キム3号)

↑ビニールハウスの壁に貼られた「河原町の町並みを守ろう」の横断幕