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グルリンポチェがやってくる-初級英語で読むブータンの民話

2016年度プロジェクト研究4(2年)

 続いて、2年のテーマと概要をお知らせします。

<テーマ> グルリンポチェがやってくる-初級英語で読むブータンの民話
<概要> ブータンは緑豊かなヒマラヤ山麓の小国です。ブータンの風景はどこか日本(とくに鳥取)の山間部と似通っていて、懐かしさを覚えます。これまで1・2年生とともにブータン民話をやさしく語り直した英語の絵本を訳してきました。今回は、クンサン・チョデンの最新作「グルリンポチェがやってくる(Guru Rinpoche is Coming)」を翻訳します。美しい水彩画イラストの世界に浸り込んで、空想のフィールドワークを楽しんでください。
 グルリンポチェはブータン仏教の開祖です。8世紀中ごろ、北インドからチベットを経由してブータンに密教を伝えました。
 この物語の主人公は、中央ブータンに住む一人の少女です。少女は好奇心が旺盛で、どんなことにも疑問を覚えてしまいます。そんな女の娘が、お祭りの準備をするおばあさんの手伝いをしてみたものは?・・・この先は一緒に本を読みましょう。
 “Guru Rinpoche is Coming”はブータンの小学生向けに英語で書かれた絵本です。本プロジェクトは、これを日本の小学生向けの絵本として翻訳し、製本しようというものです。英語そのものはぜんぜん難しくありませんが、日本の子どもが読みやすい和訳を考えるのは簡単ではないかもしれません。しかし、文章作成力の向上にとても役立つと思います。一人当たりの負担はたいしたものではありません。ぜひ挑戦してみてください。


グルリンポチェがやってくる p00[表紙]


『グルリンポチェがやってくる』 Guru Rinpoche is Coming

 著者: Kunzang Choden
 挿図: Pema Tshering
 出版: Riyang Book(2015)
 製本: Replika Press Pvt. Ltd. in India
 ISBN: 978-99936-899-7-3

 ★参加メンバーと輪読順・担当ページは以下のとおりです。

   №1(表紙~03)1158087 中西 (書記)
   №2(p.04~13)1157127 槇野
   №3(p.14~21)1158091 錦織
   №4(p.22~28)1158024 大関
   №5(p.29~35)1158033 金築
   №6(p.36~43)1158004 有田 (リーダー)
   №7(p.44~58)1157063 坂本 (サブリーダー)


161006 16年度P24 集合写真③

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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