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立川~樗溪の町並み調査(5)

161006 立面図検討散策② 


ウェスト10センチ減!

 10月5日(水)、夏休みが明けて、後期初のゼミ活動をおこないました(4年生以上は前日から打ち合わせをしていたそうです)。夏休みの間、3年生はほとんどアルバイトに明け暮れていました。先生は低糖質ダイエットに励んでおられて、ウエストが!なんと一ヶ月で!-10cm!!
 羨ましいです! 私もデンプンカットを始めようか真剣に悩んでいます。


161006 立面図検討散策③ 161006 立面図検討散策① 図1~3 調査風景と、当日の天候


今年も町並み連続スケッチへ

 最初のミーティングでは、2年生以上が総動員でおこなう町並み連続立面スケッチの範囲を検討しました。3年前は若桜、一昨年は河原、昨年は用瀬ときて、今年はもう立川~樗溪しかありません。前日から4年生を中心にスケッチ対象候補地を絞っていて、演習室で協議していたのですが、やはり現場に行ってみないとわからない、ということで、実際にゆめみしさんと3年生で街を歩いてみました。しかし、台風18号の影響で強風と、途中からは雨が強くなってきたため、一通り歩いて調査を切り上げ、大雲院に戻りました。


161006 立面図検討散策⑥ 161006 立面図検討散策⑤ 
↑↓図4~6 こちらも調査風景
161006 立面図検討散策⑦ 人生の曲がり角・・・


161006 立面図検討散策④ 図6


うつろの心に眼が二つあいてゐる

 立川稲荷神社付近で、尾崎放哉の句を刻んだ石碑を発見しました。以前調査した際にはなかったので、最近設置されたものと思われます。
 実際に歩いてみて、初回のスケッチ範囲は、吉村家から連続する大雲院裏手の町並み(北側)に決めました。 この辺りは、比較的多くの町家が点在しており、田淵金物店や楠城屋商店等は、歴史的景観のランドマーク的役割を果たしています。またG区間は、幕末の絵図に描かれており、江戸期から続く市街地でもあります。幕末まで大雲院は市街地からやや離れた寺院でしたが、近代になって市街地に取り込まれていきます。
 1回めが表の町並みなので、2回目のスケッチは、裏側の路地・小路の町並みを描こうと思います。視察の結果、立川町の山沿いの小路(DN・FE・HN地区)としました。この辺りは江戸時代まで農地でした。近代以降、長屋や和風住宅が建設されていった住宅地区です。屋根の低い中2階の長屋系住宅が多く分布しているので、明治中後期には宅地化が進んでいたと想像されます。垣根など植栽も豊かな世帯が多いです。車通りも少なく、人が歩きやすいヒューマンスケールの空間です。(詳しい位置や写真は下の画像を参照してください。)
 来週は倉吉に補足調査に行きます。前期に実測した小倉家土蔵と大鳥屋の補足調査です。測り残し等の課題をしっかり整理し、1回の補足調査で実測・採寸の終了にしたいと思っています。前期の教訓を活かして頑張ります。(ぱでぃ)


161006 連続立面図調査範囲図 地図拡大
↑図7 描画箇所

161006 連続立面図調査範囲図 表通り① 161006 連続立面図調査範囲図 表通り②
↑図8~9 表通りの描画箇所の連続立面写真(青が2年、黄色が3年以上)

161006 連続立面図調査範囲図 裏通り① 161006 連続立面図調査範囲図 裏通り② 161006 連続立面図調査範囲図 裏通り③
↑図10~12 裏通りの描画箇所の連続立面写真

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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