メルボルン-真田丸
西野は悩んでいるでしょうね。日本を28年ぶりにオリンピックに導き、ガンバの全盛期を築き上げた名将なんだから、ハリルホジッチの采配に納得できるわけがない。先発メンバーにも問題ありだが、カードの切り方が論外というか、勝負師としての資質を感じないというか・・・ひょっとすると、この監督、ジーコやザッケローニにさえ及ばないのでは、という不安にかられた人も少なくなかったでしょう。
常識的には、後半0~10分あたりで香川を清武、残り30分で本田を浅野に替え、さらに10分後にはだめ押しで斉藤学を投入っていうゲームプランをもって試合に臨むと思うじゃないですか。あっ、そうだ、途中で小林が動けなくなったから、順番が変わるか・・・あの場面もひどかったな。とりあえず準備中の浅野を投入して、フィールド内を11人にすべきだった。無理矢理、清武に替えようとするから、10人の時間が長くなってひやひやしたね。清武の直後に浅野を入れたときには、どっと疲れました。駄目だわ、ありゃ。
さて、ハリルは、試合終了後のインタビューで「守備的な戦術での引き分けは価値あるものだ」とでも自慢げに言うのかと思ったら、「勝てた試合だった。CFの本田が良ければ勝てた」とコメントしたのには仰天した。開いた口がふさがらないね。本田を4年ぶりにCFに抜擢したのはハリル自身であり、本田の出来が悪いというのなら、早めに浅野に替えるしかないではないの。あれだけ交替を遅らせ、最後に守備的な選手を送り込んだのだから、フィールドの選手たちが「勝ちにいこう」という気になるはずがありません。
次はホームでサウジアラビア(現在首位)。ここで引き分け以下だと予選敗退が真実味を帯びてくる。西野は悩んでいるだろう。ベンチには手倉森が控えている。リオ五輪本戦では、OAの麻薬に足下を掬われたが、アジアの戦いをよく知っている男だ。手倉森が監督になれば、まず浅野の使い方を熟知しているので、昨夜のような不手際はなくなるだろう。浅野と相性のよい南野を招聘するだろうし、大島だって復活しやすくなる。さらに、植田が吉田に取って代わるだろう・・・一か八か、若手で勝負してほしい。負けるなら若手に経験を積ませてください。いまのA代表では未来がみえない。希望が湧いてきません。
さてさて、「真田丸」がいよいよクライマックスですね。今年は再契約の年でして、豊臣の遺臣はみな警戒感を深め、「我慢して徳川の言うに従おう」と心に秘めておりました。九度山で堪え忍ぶのみです。我慢は福をもたらす。我慢しているうちに、幕府側が大転びし、雁首揃えて頭を垂れに来た。大御所様から直々に「詫び状」なるものを頂戴しました。これが誠意のない詫び状でね。来年また挑発をしかけてくれば、今年のように我慢するか、真田丸を構えて戦うか、難しいところではあります。まぁ、よくよく考えるに、我慢することで大勝利を得たのですから、その戦法もわるくないかもしれません。(ケーシー)
常識的には、後半0~10分あたりで香川を清武、残り30分で本田を浅野に替え、さらに10分後にはだめ押しで斉藤学を投入っていうゲームプランをもって試合に臨むと思うじゃないですか。あっ、そうだ、途中で小林が動けなくなったから、順番が変わるか・・・あの場面もひどかったな。とりあえず準備中の浅野を投入して、フィールド内を11人にすべきだった。無理矢理、清武に替えようとするから、10人の時間が長くなってひやひやしたね。清武の直後に浅野を入れたときには、どっと疲れました。駄目だわ、ありゃ。
さて、ハリルは、試合終了後のインタビューで「守備的な戦術での引き分けは価値あるものだ」とでも自慢げに言うのかと思ったら、「勝てた試合だった。CFの本田が良ければ勝てた」とコメントしたのには仰天した。開いた口がふさがらないね。本田を4年ぶりにCFに抜擢したのはハリル自身であり、本田の出来が悪いというのなら、早めに浅野に替えるしかないではないの。あれだけ交替を遅らせ、最後に守備的な選手を送り込んだのだから、フィールドの選手たちが「勝ちにいこう」という気になるはずがありません。
次はホームでサウジアラビア(現在首位)。ここで引き分け以下だと予選敗退が真実味を帯びてくる。西野は悩んでいるだろう。ベンチには手倉森が控えている。リオ五輪本戦では、OAの麻薬に足下を掬われたが、アジアの戦いをよく知っている男だ。手倉森が監督になれば、まず浅野の使い方を熟知しているので、昨夜のような不手際はなくなるだろう。浅野と相性のよい南野を招聘するだろうし、大島だって復活しやすくなる。さらに、植田が吉田に取って代わるだろう・・・一か八か、若手で勝負してほしい。負けるなら若手に経験を積ませてください。いまのA代表では未来がみえない。希望が湧いてきません。
さてさて、「真田丸」がいよいよクライマックスですね。今年は再契約の年でして、豊臣の遺臣はみな警戒感を深め、「我慢して徳川の言うに従おう」と心に秘めておりました。九度山で堪え忍ぶのみです。我慢は福をもたらす。我慢しているうちに、幕府側が大転びし、雁首揃えて頭を垂れに来た。大御所様から直々に「詫び状」なるものを頂戴しました。これが誠意のない詫び状でね。来年また挑発をしかけてくれば、今年のように我慢するか、真田丸を構えて戦うか、難しいところではあります。まぁ、よくよく考えるに、我慢することで大勝利を得たのですから、その戦法もわるくないかもしれません。(ケーシー)