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ヴィンセント




 発端はビージーズの「ハウ・ディープ・イズ・ヨア・ラブ?」でした(↑)。めずらしくトミー・エマニュエルがソロではなく、デュオのリードギターを担当していて、もちろんごらんのとおり上手いのですが、気になったのはボサノバ風のリズムを刻んでいるおじいさんの方。ジョン・ノウルズ(1942-)はチェット・アトキンスからC.G.P(Certified Guitar Player)の称号を与えられた腕利きギタリストの一人のようです。C.G.Pとは、つまり、ギタリスト免許皆伝ということでしょうね。

 チェットの演奏にはクラシック・ギターの技法が垣間見えますが、ノウルズもどうやらその系列でして、下の演奏を聞いてみてください。




 
 元の演奏はチェットですが、これをクラシック・ギタリストが何人もカバーしている。上の画像の右に並ぶ多くの関連動画で「ヴィンセント」を聴き比べてみてください。
 ずいぶん長いことまともな楽譜をみてギターを弾いていない、つまり、ここ数年ほとんど自分のアレンジで弾いてきましたが、「ヴィンセント」に接し、ギター譜を取り寄せて練習してみようか、という欲が湧いてきています。
 下はチェットとドン・マクリーンの共演です。中年になったマクリーンの声が素晴らしい。チェットのギターに負けてませんね。なんかとても懐かしくなって、ドン・マクリーン(とギルバート・オサリヴァン)のベスト盤(もちろん中古)を注文してしまいました。
 楽譜も探してみます。


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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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