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【速報】卒業式

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大学院総代

 3月18日(土)、卒業式がとりおこなわれました。
 結構いろんなことがあったな。まずケントが大学院環境・情報学研究科修士課程最後の卒業生の総代として壇上に上がりました。修了生はわずか3名ですが、堂々と胸を張って生きていってほしい。この2年間、ほんとによく頑張ってくれました。そこいらの大学院生に比べて、はるかに質が高く濃い学業を持続させ、突出した成果を残してくれた。
 「こんな大学の大学院に行くなんて意味がない・・・」という評価をする教員(とくに幹部系)や学生が結構いるけれども、決してそんなことはない。偏差値が高ければ高いほど大学院に向いているという考えは間違いです。地方の公立大学は、地方自治体に人材を送り込むことが重要なミッションであるけれども、学部卒ではなかなか実現に至らない。学部・修士をあわせた6年教育によって専門性を高め、ようやく、その目標を成し遂げうる。そう考えて大学院生の指導をしてきた。研究者になるための大学院ではなく、地方自治体の公務員をめざす大学院教育があっていいはずです。この意義に気づいていない大学関係者がかなりいる。ケントは故郷に近いI市の建築専門職員になります。研究室の伝統をみごと引き継いでくれたことに、改めて感謝!


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正男悠々

 学部に分かれた学位授与式では、どうしたことか、正男くんの姿がみえない。まさかマレーシアに行ったなんてことはないだろう、とラインで確認をとったところ、「思いっきり爆睡してしまった」との返信あり。最後の最後に黒い皮ジャンを来てあらわれ、北朝継承者としての面目躍如でした。しかしヤツはラッキーだった。どうしようもなくだらだらして長いだけの祝辞を聞かされなくて済んだんだから。「地球は病んでいる」んだそうです。高校生環境論文コンテストレベルの話を、よくもまぁ卒業生や父兄の前でするもんだ・・・結構毛だらけ猫灰だらけ、鞆の口から嘘だらけ、ときたもんだ(寅)。


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 地元の3年女子2名がガーベラ・ブーケとお祝いの品をもってきてくれたので、ホワイエで贈答式をやりました。みんな幸せそうだった。そのあと全員で記念撮影をして、祝辞など述べることもせず、「これにて解散。〆切を過ぎた書類作成があるので謝恩会には行きません」と告げ、階段を下りたところで、エアポート夫妻を発見。奥さんのお腹が大きくなっている。
 エアポート夫妻も大学院修士課程まで進み、いまT市の公務員だからね。さっそく後輩たちを呼び寄せ、再び記念撮影した。、


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お世話になった皆さんへ

 会場を去り、「吾妻そば」で久々釜揚げをたくる。その後、大学に戻って、今春退職する親しい方々のロッカーに記念品を押しこんだ。本当にお世話になりました。書類作成をしばらくやっていたのだが、東京タラレバ娘が同窓会で奈良に戻りつつあるという報せをうけ、自分も帰ろうと即決した。ただ、練習をさぼり続けてきたシュガーナックルボクシングジムのことが気になって、今年度最後のトレーニングだけはしておこうと駐車場を出たところ、ケントが黒い車に乗ってあらわれた。すれ違いざまに車を停め、少々話をして今生の別れ?となったのですが、途中で忘れ物に気づいて大学に戻ると、すでにケントの車は消えていた。


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 2ヶ月ぶりのボクシング・ジムはきつかった。20分のルームランナー、腹筋50回、シャドウ3ラウンド、ミット2ラウンドでグロッキー。新聞社にいる本学卒業生(ジムでは先輩)が話しかけてきたので、先月の豪雪留学生入試事件の話をすると、某教員(たしか小学校)も寄ってきておおいに盛り上がりました・・・どなたか当局に注意喚起すべき、との合意を得た次第です。そうだ、ここにも別れが待っていた。40代のスキンヘッド氏が異動で東京に戻るんだそうです。あの頭がもう拝めないのは淋しい限りです。

 
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888その後

 奈良の家に戻ってパソコンを開くと、1名の卒業生からメールが届いていた。

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(前略)いろいろとありがとうございました。ブータンは刺激的な経験でしたが、特に思い出に残っているのは平城宮跡の案内です。とても面白かったです。ありがとうございました。ユキヒロくんをはじめ、新4年生たちの卒論指導をまたよろしくお願いします。

まだまだ寒い日が続きますので体調管理に気を付けてお過ごしください。

本当にありがとうございました。
失礼します。
--

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↑あいつは影武者だ・・・

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プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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