皮を剥く

収穫したからには早いこと処理しないといけません。深夜、さっそく250粒の皮剥きをしました。珈琲はチェリー種なので、サクランボやグミのように、皮を剥けば内側に種がある。この種が「珈琲豆」であります。薄緑色の種が一つの実から2~3粒採取されます。つまり、250の実から500粒の珈琲豆を収穫できるのです。これらをまずは2~3日水漬けしなきゃいけない。剥いた種にはぬめりがあります。果肉の残りです。果肉と種の境には栗の渋皮のような膜もついている。こうした果肉と膜を水漬けで取り除くわけです。


明日、膜と果肉を綺麗に取り去って天日干しにします。問題は乾燥したあとの焙煎ですね。専門店のアドバイスをうけてなんとかミルで挽ける状態にしたい。無理して自分でやるのではなく、専門店に委託したほうがいいならそうします。これだけの収穫は2~3年に一度なので、慎重に動きます。


町並(ちなみ)に、皮付きの果肉はほのかな甘さがありますが、食用というほどではなく、どうやら肥料にするぐらいしか使い道はないようです。残念。

