男はつらいよ-寅さんの風景(2)

男はつらいよ純情篇
4月20日(木)。1年生に第6作「男はつらいよ純情篇」をみてもらいました。マドンナは若尾文子。手の届かない超美人に恋いこがれ、あえなく振られる定型バージョンの代表作です。
<ストーリー> 長崎五島列島・福江島 で出戻り女とその父の愛情あるやりとりを聞いた寅さんは、故郷の柴又が恋しくなった。その頃とらやでは、遠い親戚で和服の似合う美人・夕子が下宿していた。そこへ寅さんが帰ってきて、夕子に一目惚れする。一方、博の独立問題で博と社長・梅太郎がそれぞれ寅さんに相談したから大変、話がこんがらがって大騒ぎ。結局、博は元のサヤに納まるが、寅さんのお熱は日増しに上がっていく。しかし、別居中の夕子の夫が訪ねてきて、はかない恋に終止符が打たれた。 寅さんが大人の恋を展開する哀しく滑稽なシリーズ第6作。(アマゾン)
↑タコタコあがれって言うもんな・・・
1年生たちはなにぶん45年以上前の映画ということで、視聴前は不安だったようだが、いざDVDが始まると一気にのめりこんでいった。下に感想を掲載しますが、おおむね好評です。画像をクリックすれば拡大しますので、ぜひ読んでやってください。
(7065)最後の島と周りの海は寅さんの明るさが伝わった。
(7085)はじまってすぐに「帰るところがあると思うからいけないんだ」というシーンがあり、わたし自身まだ大阪から出てきたばかりで・・・グサッときました。
(7134)旅に出ているときはどこで何をしているか不安で、いざ帰ってくると面倒な人。邪険に扱うのに、いなくなると淋しい・・・

(7145)個性的な登場人物が多く、寅さんが博さんの騒動をややこしくしていたところがおもしろかった。

(8070)夕子さんが「東京にもこんなところがあるのね」と驚いていたが、鳥取でもよく見るような土手があり、親近感を覚えた。いくつか面白いシーンがあったのですが、「こういう時に限って帰ってくる」というくだりが一番好きだった。

(8072)長崎で絹代と出会ったときの寅さんはとても男らしく、誠実でかっこよかった。しかし、柴又に帰省した寅さんは悪ガキのような子どもっぽい性格になっていた。

(8092)誰かが話しをしている時の寅さんの表情やタコ社長が寅さんにお願いをしている時に子どもたちが騒いでいるなど、細かい演技にリアリティを感じた。

(8133)寅さんは気分屋なイメージがあったけれど、物語が進んでいくに連れて、目的をもって旅をしているんだろうと思いました。

(8123)寅さんが五島で絹代に言った「故郷にすがる想いで帰ってきては半人前だ」という台詞が、最後のさくらとの別れのシーンで再び登場するのは、それだけ故郷を懐かしく思っているからだと思うし、同じ場所に長くは居られないこの映画の面白いところだと思った。

(7065)最後の島と周りの海は寅さんの明るさが伝わった。


(7085)はじまってすぐに「帰るところがあると思うからいけないんだ」というシーンがあり、わたし自身まだ大阪から出てきたばかりで・・・グサッときました。

(7134)旅に出ているときはどこで何をしているか不安で、いざ帰ってくると面倒な人。邪険に扱うのに、いなくなると淋しい・・・

(7145)個性的な登場人物が多く、寅さんが博さんの騒動をややこしくしていたところがおもしろかった。


(8070)夕子さんが「東京にもこんなところがあるのね」と驚いていたが、鳥取でもよく見るような土手があり、親近感を覚えた。いくつか面白いシーンがあったのですが、「こういう時に限って帰ってくる」というくだりが一番好きだった。

(8072)長崎で絹代と出会ったときの寅さんはとても男らしく、誠実でかっこよかった。しかし、柴又に帰省した寅さんは悪ガキのような子どもっぽい性格になっていた。


(8092)誰かが話しをしている時の寅さんの表情やタコ社長が寅さんにお願いをしている時に子どもたちが騒いでいるなど、細かい演技にリアリティを感じた。


(8133)寅さんは気分屋なイメージがあったけれど、物語が進んでいくに連れて、目的をもって旅をしているんだろうと思いました。


(8123)寅さんが五島で絹代に言った「故郷にすがる想いで帰ってきては半人前だ」という台詞が、最後のさくらとの別れのシーンで再び登場するのは、それだけ故郷を懐かしく思っているからだと思うし、同じ場所に長くは居られないこの映画の面白いところだと思った。