パリンカの夢(2)

シードルづくりに失敗
新3年生の居住環境実習・演習(Ⅱ)中間報告会が6月8日(水)午後2時40分~に迫ってきています。毎週ゼミで発表練習してきました。かなり良くなってきています。練習に併行して、家でシードルづくりに挑戦したので、簡単に紹介しておきます。なお、この方法は、アドバンストブルーイング『シードルをつくる』(農文協・2015)に従ったものです。
さて、シードルとはフランス語の呼び名であり、英語のサイダーの語源です。日本でサイダーといえば、アルコールを含まない甘い炭酸飲料をイメージしますが、じつはリンゴ汁を発酵させたものなのです。シードルをつくる主夫をオランダ語でシードルフ、梨のシードルをドルトムントではナシードルと言います、ぐふふ・・・



5月26日(金)、近所のスーパーで、比較的高級なリンゴのジュースとホームベイキング用のイーストを買いました。家にもどってさっそく開栓し、漏斗を使ってイースト1袋(3g)を注ぎ込みます。ここでいったんフタしてよく振り、イーストがまんべんなく溶けてひろがるようにします。再び開栓。すでにジュースの表面は泡だっています。このまま、できればまる2日放置したほうがいいのですが、月曜日に帰鳥しなければならないので、試飲は日曜晩餐時と決めました。土曜の深夜にジュースを味見したところ、発酵が進んで甘みが消えていましたが、発泡が緩いので、1.5gイーストを追加しました。このとき、蓋をしめてビンを振り開けたところ、瓶口から炭酸が吹き出し、床がべちょべちょに・・・(一度目の失敗)。
その後、日曜夕食の前にキッチンシンクでリンゴジュースをあけようと、栓を軽くねじったところで炭酸が爆発し、気圧で金属製の蓋がミサイルのように飛んでぬけ、ジュースが四方に飛び散りました(二度目の失敗)。その拡散の範囲たるや凄まじく、掃除に難儀した次第です。というわけで、家庭での少量のシードルづくり*をめざしたわけですが、加えたイーストが多すぎたため、まともな試飲すらできない結果となったのでした、とほほ・・・
*「家庭での少量のシードルづくり」については、以下のサイトを参照してください。
うふ~ん♡おうちでシードル作っちゃいました♪飲んじゃいました♪
http://rakuko.exblog.jp/7587735/