立川~樗溪の町並み調査(11)

↓M洋装店(昨年) ↑現状

崩れゆく町並み(2)-劇的ビフォーアフター
5月晦日、男子2名が大雲院で作業を進める中、みひろさんと私の町並みコンビは立川町1丁目を散策しました。先回視察した大雲院の裏側の4丁目で町家が取り壊されていたため、1丁目の様子も見に行こうと思ったのです。1丁目は私たちが連続立面図を作成する際に担当した区間であるのですが、散策していくと何か違和感を感じる所が少なくありません。学校に戻って昨年の写真と見比べると、違和感の正体が分かりました。
1年前は「しもたや」のM洋装店があった所には、新築の家が建っていました(↑)。家主さんにお聞きしたところ、最近建てたと仰っていました。


尾崎放哉の石碑がある通りの、岸田内科医院は綺麗さっぱり無くなって、広い駐車場になっていました。上が昨年、下が最近です。


私たちがなんども逆上がりに挑戦していた公園には、鳥取市長の「大空のました帽子かぶらず」という石碑が新しく立っていました。昨年の調査から約1年経ちましたが、町並みの変遷が想像以上に速いと感じました。大雲院の住職さんも、半年で建物が壊されて、新しい建物がすぐに建つと仰っていました。
散策をしてみて、昨年との間違い探しみたいだなと思いました。大空のました帽子を被って、日焼け止め対策と熱中症に気を付けて、今後も調査を続けていきます。(ぱでぃ)

