エクササイズ-倉田八幡宮(1)


境内屋根伏と神門平面のスケッチ
6月28日(水)、猛暑快晴のなか倉田八幡宮で屋根伏図と神門平面図の現場スケッチに取り組みました。担当したのは4年3名です。今夏の第6次ブータン調査に参加する予定の3名が現場で必要なスキルを身につけるための実習という位置づけで、他の4年3名は立川の町並み撮影、3年生模様替えしたスタジオで活動しました。


倉田八幡宮は社叢と大イチョウが国の天然記念物、麒麟獅子舞が県の無形民俗文化財に指定されており、とくに後者は鳥取東照宮から伝授されたものと言われており、研究室活動と無縁ではありません。しかし、今回は調査研究を目的としているわけではなく、あくまで大学に近い社寺での実習・演習という位置づけです。境内はとても広く、屋根伏配置図等の練習にぴったりのフィールドでした。とても暑い一日ですが、鎮守の森に囲まれた静かな空間で、集中して作業に取り組むことができました。




じつはこの日、県市の担当者が摩尼山に上がるという知らせがあり、研究室一同同行しようというプランもあったようですが、先生は長い思案のあげく断念されました。ところが、事情があって県市のほうも登山を中止・・・そこから結構な動きがあったようで、先生の携帯も鳴りっぱなしでした。
さて、スケッチ演習ですが、突然の訪問にも拘わらず、神主様も快く受け入れて下さいました。3名の分担は以下のとおりです。
屋根伏図(境内東半): きびたろう
屋根伏図(境内西半): だっしょ
神門平面図: OK牧場(採寸は先生が補助)
私自身短時間で素早く図面を描くのが苦手で、今回の実習でもかなり配置図に時間を掛けてしまいました。先生は、今後の実習では時間を決めて、その時間内に完成図を描けるようにするよう指示されました。できれば週末等を利用し、週に1ヶ所のペースで屋根伏図や門の平面図を描く練習を重ねていきたいです。(きびたろう)

倉田八幡宮東半 屋根伏図

西半 屋根伏図


神門平面図