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歯痛やわらぐ訳

 じつは8日(火)の移動中、腹痛とともに歯痛も抱えていた。いや、8日は歯の痛みが鈍くなっていたのだが、その前の週末はなかなか悲惨だった。左下奥歯の親知らず。モノを噛むだけで結構な痛みが走った。思い起こせば、6月は蕁麻疹がでるほど疲弊した一月で、時計のバンド部品が二度なくなり、くだんの奥歯の詰物が二度はずれた。その詰物の下で痛みが続いている。8月1週の週末はオープンキャンパスのため鳥取にいたのだが、痛みは増す一方。近くのドラッグストアでバファリンのジェネリックと新今治水を買って凌いでいた。症状は悪化している。
 状況は切迫していた。8日に摩尼山登山、9日に健康診断があるので、治療は10日以降になるのだが、奈良のホーム・デンティストは10日~15日が盆休みであり、治療の予約は16日にいったん決まった。しかし、よく考えてみると、23日から1週間、チベット踏査が決まっている。青海湖からラサをめざす旅である。ラサの標高は3700メートル。青蔵高原の旅にでるまでにどうしても歯を治しておかなければならない。しかし、自ら感じる痛みから察するに、治療には時間を要するように思われた。1~2回では済まないだろう。そんな思案にくれているうちに台風5号がやってきた。摩尼山登山は回避せざるをえない。9日の健康診断についても、断念するしかない。年に1回の健康診断は、日程調整でも時間がかかり、1~2ヶ月前から食事制限しつつジム通いの回数を増やして備えるのだが、今回ばかりは歯の治療を優先しなければならないと判断した。


 8日夕刻、歯科医院のリクライニングに横たわった。詰物を外す前に麻酔を打ってほしいとお願いした。その日は緩和していたが、前日まではモノがあたるだけで痛かった。上下のかみ合わせでイヤになる。麻酔がなければ耐えられないだろう。しかし、医者は平然として答える。「とりあえず診せてください」。ほとんど症状を見通しているかのように。

 まもなく、親知らずを囲い込む歯肉に炎症がおきていることが分かった。医者は歯と肉の間を丁寧に掃除し、消毒液を塗りつけた。それで治療は終わり、受付で痛み止めのロキソニンと抗生物質を与えられた。
 なるほど。じつは食中毒らしい腹痛を抑えるため(胃腸の雑菌を殺菌するため)、8日は抗生物質を服用していた。あの日、歯痛が和らいだのは、その所為だったのだろう。疲労から歯が痛くなることはたしかにある。その症状は、じつは歯肉炎なんだな。疲労・心労により抵抗力が弱まり、歯肉の雑菌に体が勝てなくなる。そういうことなんだ。納得できる顛末ではないか。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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