初盆

珈琲発芽
10日(木)は母の初盆ということで、朝9時前に奈良の家を出たのだが、近畿道の摂津南から中国道の宝塚まで25kmの大渋滞。法要に間に合わず直会からの参加になった。初盆を盆前に繰り上げたのは、こうした交通渋滞を避けたかったからだが、結果として歯の治療が裏目に出た。歯痛で奈良に戻らなければ、9日の健康診断後に鳥取から滝野社に直行できたから、こうした大渋滞に巻き込まれることもなかったはずだ。

直会で珈琲の話になった。下の姉が「生豆を買って焙煎すると滅茶苦茶美味しいのよ」と言うので、「なにをおっしゃいますやら、こちらは3~4年がかりで珈琲の樹を育て実を収穫し焙煎して飲んだんよ」と自慢話で答える。
そのとき、珈琲苗の入手法について聞かれたので、喫茶店のマスターからもらって育てたことをのべ、この春に珈琲豆を植えたのだが、なかなか発芽しないことも付け加えた。今度は患者が反論する。
「いえ、芽がでてるよ!」
「えっ・・・・・」


10日ほど留守にしていたあいだに大きな変化があったようで、本日確認したところ、たしかに小さな鉢から4株発芽している。さらに1株、あとで植えた金柑も発芽したようだが、珈琲の挿し木は全滅した。ぺースノートのマスターによると、珈琲の実の発芽まで2年もかかったという。我が家の場合、要した時間は三月半であった。さっそく雑草を取りのぞき、野菜の土を少々足して追肥した。たぶん残りの鉢からも発芽するだろう。もう少し大きく育て、秋の一周忌で兄弟姉妹に配ろうか、なんて考え始めている。
我が家は、例外的に珈琲の実が熟し、さらに発芽までしてくれた。この件にかんしては、例外的に運が付いている。ハッピーですね。



↑(左)第3の苗も順調に育っています。四歳の鉢には新しい芽が二つ出ていますね。 (右)全景