エクササイズ-倉田八幡宮(3)


レーザー測量器インパルスの使用マニュアル
7月20日(日)、第6次ブータン調査まで3週間を切りました。残暑厳しい日差しのなか、インパルスを使っての測量演習のために倉田八幡宮を訪ねました。当初は白帯先輩立会のもと行う予定でしたが、どたキャンが入って、学生の自主的な試行となりましたが、教授と会長のサポートもあり、なんとかインパルスを取り扱うことができるようになりました。

測量器材インパルスの使用方法については、2013年6月、ハロン湾水上集落の測量で活躍されたホカノ先輩が東京からわざわざ来鳥されて白帯先輩らに指導された際の記事がブログに残っています。ブータン組3人はこの記事を精査するとともに、研究室のパソコンに残された動画をみながら動作手順を事前に学びました。2013年段階では、測量器に連動するタブレットPCの扱いを主に説明されているのですが、このPCは使い勝手がよくなかったのか、その後のブータン調査ではほぼ使用されませんでした。タブレットにダウンロードされる北緯・東経のデータは、屋根伏図の空欄に手書きで書き込まれていったのです。先生も、手書きで十分だとの認識であり、今回はタブレットを接続しない場合の操作を整理しておきます。
【機材】 側距儀 Impulse 200LR 側角儀 Mapstar 三脚
【手順】 ①測量器一式を組立て設置。 ②Impulse 200LRの電源ボタンを押す(↓)

③Mapstarの電源ボタンを押す(↓)

④Impulse 200LRのスコープ・サイト(図2)を見通して、測量の対象物がある方向に照準を定め、測定ボタン(図3右端?)を押す。
⑤Impulse 200LRに対象までの距離、Mapstarに方角がそれぞれ表示される。手書きで野帳に記録。
⑥Impulse 200LRは左端と中央のボタンを同時に押し、Mapstarは最上段の左右2つのボタンを同時に押すと電源が切れる。
