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教科書をめぐる謂われのない圧力(1)

 2000年代にASALABが作成した出雲大社大型本殿、摠見寺本堂、纒向遺跡大型建物群の復元CGは、いまでも各種出版物への転載依頼がある。このたびまた一つそうした依頼が届いた。今回は中学校の教科書である。もちろん快諾したのだが、とりあえず昨年の教科書を読ませていただきたい、とお願いしたところ、少々ナイーブな返信があった。

   ご存じのことかと思いますが、私どもの教科書を採択して下さった学校に
   脅迫状が大量に届くなどのことが、最近ニュースで大きく報道されています。
   【略】「慰安婦」問題が掲載されたこと(これも大切なことですが)ばかり
   注目されて、おかしな攻撃の的になっていることが残念です。ご参考まで
   に、採択校の校長先生が同人誌に書かれた文章と最近の週刊朝日の
   記事を添付いたします。お時間のある時にお読み頂ければ幸いです。

 手っとり早く事件の概要を知りたい方は『週刊朝日』9/1号をお読みいただきたいのだが、ここにその複写記事をアップするわけにはいかないので、以下のサイトをご参照ください。左右で論調が大きく変わっていることに注意しながら。

http://www.asahi.com/articles/ASK8603FVK85UTIL021.html
http://www.sankei.com/premium/news/170810/prm1708100008-n1.html
https://mainichi.jp/articles/20170818/ddm/005/070/137000c

 騒動の発端になった校長先生の同人誌への投稿記事は下に転載しておきます。


謂われのない圧力の中で 和田孫博 灘中_01 謂われのない圧力の中で 和田孫博 灘中_02 謂われのない圧力の中で 和田孫博 灘中_03 謂われのない圧力の中で 和田孫博 灘中_04
↑和田「謂われのない圧力の中で」(1)~(4)



 この教科書をめぐる保守勢力からの圧力は、もりかけ、自衛隊日報に続いて権力に大打撃を与えかねない問題に発展していくでしょう。そういえば、いま世間を騒がせているかけ疑惑についても、3月末の愛媛での講演「男はつらいよ-ブータン山寺放浪記-」の段階で、「あれが命取りになる」という情報を得ていました。このたびは、復元CGの転載依頼から、いち早くなだ問題を知ることになったわけですが、次期国会でどのような審議・論戦がなされるのか注目されます。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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