熱いサウジの戦い-草臥れた日本代表
極道の女たち
麻雀ゲームは取り上げられてしまいましたが、ユーチューブのプロ麻雀観戦は異常におもしろい。恥ずかしながら、最近は女流極道の対決に目を奪われております。美人が多いのね。モデル、女優、レースクィーンなどと兼業している雀女が多数を占め、その映像はとても華やかです。が、情報を集めると、いずれ劣らぬ訳ありな方々ばかり・・・寅さんのマドンナにはテキヤの女房はいたけれども、雀荘でバイトしながら麻雀プロとして生きるマドンナはいなかったな。今なら脚本が一本書けそうだ。
女流麻雀のプロテストでは容姿が重視されるようです。画面映りがよくなきゃいけないし、雀女たちは厚化粧しドレスアップしなければいけない。日本プロ麻雀連盟の森山会長も、これからの女流麻雀は「見栄えです」と答えています。ただ、残念ながら、実力のほうはプロ雀士のトップレベルには及ばない。やはり男が強いんだな。女子の場合、ざっとみた感じでは「鳴き」が多く、その点、素人麻雀に近くて親近感があるのですが、プロらしい味わいが雀士ほどではない。それでも鼻の下をのばしてみてしまう自分に呆れております。
攻め合わない戦術
そんな映像を眺めながら昨夜も夕寝に落ちまして、目覚めたら午前3時を過ぎていた。この夜はウズベキスタン(H)対韓国(A)、サウジアラビア(H)対日本(A)の試合が連続であり、もちろん録画予約していたんですが、テレビを点けると、サウジ-日本戦の後半に入っていた。すでに本田の姿はなく、右ウィングに浅野、CFに岡崎、左ウィングに原口、そしてトップ下のようなインナーハーフとして待望の柴崎がグラウンドに立っている。残念ながら、躍動しているとは言えないようだが・・・
このほかのメンツはオーストラリア戦と同じであり、ハリルホジッチ監督は、長谷部・香川・大迫を抜いたベストメンバーでサウジ戦に勝つ気満々で臨んだでしょう。しかし、ボールはサウジに転がる。高温多湿に苦しみ草臥れた日本のディフェンス陣はラインを押し上げることができず、中盤との間にできた大きなバイタル・スペースをサウジにつかれまくった。一方、日本が攻め込むと、サウジは5バック+4MFが自陣に戻り、完全にスペースを消してしまって、日本の堅守速攻はまったく機能しない。こういう場合、どうすべきなのであろうか。日本はラインを高く維持できないのだから、サウジにならって5バック+4MFを自陣に戻して守ればよいのではありませんかね。こうなると攻守入れ替わっても過密状態になって、どっちも攻めきれない。両者攻めにいかない状態に持ち込むのだ。だって熱いでしょ。とくに後半の戦いは、アウェーでのイラク戦の録画をみているようだった。同じ戦いをしても勝ち目はない。自軍に密集して体力をセーブすればよかったのでないか。そうすれば引き分けで終わった可能性が高いであろう。なまじ攻め込むから逆襲をくらい、19番にニアをぶち抜かれてしまったんだ。
麻雀ゲームは取り上げられてしまいましたが、ユーチューブのプロ麻雀観戦は異常におもしろい。恥ずかしながら、最近は女流極道の対決に目を奪われております。美人が多いのね。モデル、女優、レースクィーンなどと兼業している雀女が多数を占め、その映像はとても華やかです。が、情報を集めると、いずれ劣らぬ訳ありな方々ばかり・・・寅さんのマドンナにはテキヤの女房はいたけれども、雀荘でバイトしながら麻雀プロとして生きるマドンナはいなかったな。今なら脚本が一本書けそうだ。
女流麻雀のプロテストでは容姿が重視されるようです。画面映りがよくなきゃいけないし、雀女たちは厚化粧しドレスアップしなければいけない。日本プロ麻雀連盟の森山会長も、これからの女流麻雀は「見栄えです」と答えています。ただ、残念ながら、実力のほうはプロ雀士のトップレベルには及ばない。やはり男が強いんだな。女子の場合、ざっとみた感じでは「鳴き」が多く、その点、素人麻雀に近くて親近感があるのですが、プロらしい味わいが雀士ほどではない。それでも鼻の下をのばしてみてしまう自分に呆れております。
攻め合わない戦術
そんな映像を眺めながら昨夜も夕寝に落ちまして、目覚めたら午前3時を過ぎていた。この夜はウズベキスタン(H)対韓国(A)、サウジアラビア(H)対日本(A)の試合が連続であり、もちろん録画予約していたんですが、テレビを点けると、サウジ-日本戦の後半に入っていた。すでに本田の姿はなく、右ウィングに浅野、CFに岡崎、左ウィングに原口、そしてトップ下のようなインナーハーフとして待望の柴崎がグラウンドに立っている。残念ながら、躍動しているとは言えないようだが・・・
このほかのメンツはオーストラリア戦と同じであり、ハリルホジッチ監督は、長谷部・香川・大迫を抜いたベストメンバーでサウジ戦に勝つ気満々で臨んだでしょう。しかし、ボールはサウジに転がる。高温多湿に苦しみ草臥れた日本のディフェンス陣はラインを押し上げることができず、中盤との間にできた大きなバイタル・スペースをサウジにつかれまくった。一方、日本が攻め込むと、サウジは5バック+4MFが自陣に戻り、完全にスペースを消してしまって、日本の堅守速攻はまったく機能しない。こういう場合、どうすべきなのであろうか。日本はラインを高く維持できないのだから、サウジにならって5バック+4MFを自陣に戻して守ればよいのではありませんかね。こうなると攻守入れ替わっても過密状態になって、どっちも攻めきれない。両者攻めにいかない状態に持ち込むのだ。だって熱いでしょ。とくに後半の戦いは、アウェーでのイラク戦の録画をみているようだった。同じ戦いをしても勝ち目はない。自軍に密集して体力をセーブすればよかったのでないか。そうすれば引き分けで終わった可能性が高いであろう。なまじ攻め込むから逆襲をくらい、19番にニアをぶち抜かれてしまったんだ。
だれが不要なのか
昨夜から今に至るまでずっと本田が叩かれている。本田不要論がまさにピークに達してしまった。しかし、本田を右ウィングで使ったのはハリル監督である。不調の本田が余計な動きをして全体のリズムを崩してしまった責任は他ならぬハリル監督にあるのです。中盤は山口をアンカーに下げて、インナーハーフの位置に井手口と柴崎をもってきたが、柴崎が追っかけにいかないので豪州戦のような前線からのプレスが効かなかった。柴崎はアンカーの位置のほうが良かったかもしれんね。リベロのようにボランチのカバーをしながら、前をむいてボールを受け、パスを配給する。トップ下ではなく、リベロの感覚を身につけないと生き残れないのではないか。
最終ラインとGKについては、川島と吉田を休ませて、GKは中村、CBは植田か三浦を試してほしいという声が多く、わたしもそうすればいいと思っていた。ハリルは動かなかった。レギュラーの4バックで痛恨の1失点を喫したのだ。そしていま吉田は「信頼できないストッパー」としての悪評が復活してきている。
豪州戦の勝利で絶賛されたハリル監督のサッカーは一週間足らずのうちに地に堕ちてしまった。本田、岡崎、吉田などの選手を責めるばかりでなく、ハリルホジッチ監督の選手起用と采配を冷静に再検証してみる必要がある。
この監督でベスト8にのし上がれるだろうか?
↑アイスドール和泉が三倍満を積もって大逆転する映像ですが・・・ちょっと鳴きすぎ、ドタバタしすぎでしょ? 欲はみえるが、美学はない。それにひきかえ飯田プロの壱索留めは見事というほかない。解説陣は「なんで、信じられない」を連呼しているが、冷静に考えるならば、和泉さんが両索対子鳴きした際、抜けた対子の左側に4枚の牌があり、その右半2枚が壱索対子だと読み切ったのでしょうね。ジッダにおけるファンマルバイクも日本の出方を読み切っていた感があります。さすが南亜W杯準優勝の監督だ。
昨夜から今に至るまでずっと本田が叩かれている。本田不要論がまさにピークに達してしまった。しかし、本田を右ウィングで使ったのはハリル監督である。不調の本田が余計な動きをして全体のリズムを崩してしまった責任は他ならぬハリル監督にあるのです。中盤は山口をアンカーに下げて、インナーハーフの位置に井手口と柴崎をもってきたが、柴崎が追っかけにいかないので豪州戦のような前線からのプレスが効かなかった。柴崎はアンカーの位置のほうが良かったかもしれんね。リベロのようにボランチのカバーをしながら、前をむいてボールを受け、パスを配給する。トップ下ではなく、リベロの感覚を身につけないと生き残れないのではないか。
最終ラインとGKについては、川島と吉田を休ませて、GKは中村、CBは植田か三浦を試してほしいという声が多く、わたしもそうすればいいと思っていた。ハリルは動かなかった。レギュラーの4バックで痛恨の1失点を喫したのだ。そしていま吉田は「信頼できないストッパー」としての悪評が復活してきている。
豪州戦の勝利で絶賛されたハリル監督のサッカーは一週間足らずのうちに地に堕ちてしまった。本田、岡崎、吉田などの選手を責めるばかりでなく、ハリルホジッチ監督の選手起用と采配を冷静に再検証してみる必要がある。
この監督でベスト8にのし上がれるだろうか?
↑アイスドール和泉が三倍満を積もって大逆転する映像ですが・・・ちょっと鳴きすぎ、ドタバタしすぎでしょ? 欲はみえるが、美学はない。それにひきかえ飯田プロの壱索留めは見事というほかない。解説陣は「なんで、信じられない」を連呼しているが、冷静に考えるならば、和泉さんが両索対子鳴きした際、抜けた対子の左側に4枚の牌があり、その右半2枚が壱索対子だと読み切ったのでしょうね。ジッダにおけるファンマルバイクも日本の出方を読み切っていた感があります。さすが南亜W杯準優勝の監督だ。