ブッダが説いたこと(四)


11月11日は市さんの命日です。どういうわけか、この日の11時から大谷翔平選手のMLB移籍記者会見がおこなわれました。それはそれとして、11月11日(土)、ようやく今枝先生の講演「ブッダが説いたこと」が新聞報道されました。やはりメディアの威力は大きく、すぐに何件かの申し込みがありました。記事の執筆は我らが会長によるものです。以下にテキスト原文を転載します。
秋の仏ほっとけ会(ほとけほっとけえ)
「幸せの国」ブータン。豊かな自然に抱かた敬けんな仏教徒の国です。ブータン寺院の調査研究に公立鳥取環境大学浅川研究室が取り組んでいます。三徳山の投入堂や摩尼寺など、山陰地方の山岳信仰と文化的景観の研究を端緒に始まった活動で6年になります。調査の成果は、仏ほっとけ会(ほとけほっとけえ)と題する研究会で発表されています。
今年はチベット・ブータン仏教の専門家、今枝由郎教授(京都大学特任)をお迎えします。今枝教授は、チベット語やサンスクリット語など多くの言語を習得され、仏教を多言語的に比較できる世界有数の研究者です。フランス国立科学研究所で長く研究され、フランス国籍を取得されましたが、昨年から京都大学こころの未来研究センターで古典チベット語を教えられています。
講演は、自ら翻訳された『ブッタが説いたこと』(岩波文庫)に基づいて、ブッダ本来の教えをやさしく解説していただきます。後世の注釈や漢訳などに惑わされず、古代インドの文献のみによってブッダの思想にアプローチしようという刺激的な講演にご期待ください。
日時: 2017年11月18日(土)午後1時30分~(開場午後1時)
場所: 県民ふれあい会館講義室
問合せ先: 公立鳥取環境大学保存修復スタジオ
鳥取市若葉台北1-1-1
hozonshufuk@kankyo-u.ac.jp または hozonshufuk@yahoo.co.jp
℡&Fax 0857-38-6775 (電話は繋がりにくいので、できるだけ
メールかファックスで申し込みください)




*裏面の予約申込書に記入の上、送信いただくと助かります。