吾輩は猫である(1)

アールデコから見下ろして
吾輩は猫である。名前は五月。
12月29日(金)。2~3日前から映画「ホームアローン」の録画をテレビで流していたが、今朝の騒動はまるでホームアローンのようだった。ひとり家においてきぼりされるのは吾輩だ。居間に炬燵がつくられた。吾輩の住まいである。
夕方になってテレビが突然点いた。南京東路の和平飯店のようだね。八階の上海料理店で、浦東の夜景を眺めながら夕食をとっているみたいだ。主人が留学時代から愛用しているお店だが、当時の数百倍の値段になっている。和平をでてバンドを歩けば懐かしい風景が戻ってくる。マルなどは「凄い、すごい」の連呼。人が集まるわけだ・・・
わたしの夕食はオートシステムになっている。水は少しずつ蛇口からこぼれてくる。


仏教徒も共産主義者もノエルです

↑たしか1905年ころの建築だったように記憶する。ネオ・クラシズムのアールデコ。