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吾輩は猫である(2)

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静安寺の摩天楼

 12月30日(土)。吾輩は猫である。名前は五月。一人の夜を過ごした。
 かの地は小ぶりながら雨模様だ。ホテルから歩いて40分のところにある静安寺を最初に訪れている。三世紀に遡るという縁起のある江南有数の古刹ではあるけれども、主人の留学中は鄙びた里の寺でしかなかったが、いまはご覧のとおり。政府や華僑などが投資した結果であろうが、主人は係員に対して「国家重点文物保護単位を更新してはいけない」と絡んでいた。あの宋代建築はどこに行ってしまったのだろうか。国家文物局がよく許したものだと思う。というか、国家文物局の力が及ばないほど大きな権力が動いたということなのだろうね。


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↑↓黄檗宗系の禅宗様。密教の道場なんだって?
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春風得意楼

 豫園ではとりあえず園林をみる。主人の指導教官であった陳従周先生の修復作品ですからね。一同喜ぶ。雨の日には雨の日の良さがある。庭はとくにそうだと主人はいう。
 螺旋のような商店街は人が多すぎて田舎者にはしんどい。換金するだけで大変だ。ともかく休憩したいということで、マルが目をつけていた茶館「春風得意楼」に駆け込んだ。
 愛想のよいマダムが丁寧に説明してくれる。生まれ故郷は杭州で、龍井(ロンジン)の新茶があるのでのんでみたら、と薦められ、仰せのとおりにした。美味い。玉露のような香りのする緑茶だと感心しきり。お茶好きの会長さんへの土産にしようと主人が言えば、マルは友達に配るとのことで7缶も買ったらしい。


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↑↓茶館の2階。飲茶もできる。
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 新天地も変わっていた。6年前には雑貨屋、アクセサリーの店などがあったが、いまは飲食業ばかり。高級な店の集うセレブの街だが、競争が激しいからか、和平や浦東ほど高くない。マルの希望で夕食した四川料理店もリーズナブルだった。主人はお尻がひりひりだと言って、この日五度目の厠所に通っていたが・・・

 
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↑↓新天地になぜこれほどまで投資されているのか。静安寺と似たよな理由かも?
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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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