小樽のひとよ
レキントギター
「純烈」という昭和ムード歌謡コーラスグループをテレビでみて驚き、ユーチューブを漁っていて、クールファイブだのロマンチカだのまで入りこんでしまい、やはりどうしてもギターのことが気になるから、鶴岡雅義の弾くレキントギターについて情報を集めてみた。ヤホー知恵袋に質問を発見。ベストアンサーは以下のとおりです。
チューニングが普通のクラシックギターの5フレットにカポタストを
付けたのと同じになります。それぞれの弦が5半音高くなります。
6弦開放がE(ミ)→A(ラ)です。
ヤマハのギタレレという機種もレキントの仲間です。
これでギター弾きなら分かるのですが、もうちょっと丁寧に説明すると、中南米の音楽に使われる小型のリードギターだよね。代表は言わずと知れたロスパンチョス。右端の人が弾いているのがレキントです。下の2つの動画を比べていただければ明瞭ですが、ロマンチカの原型はロスパンチョスです。そうしてネットを徘徊しているうちに、「小樽のひとよ」のクラシックギター・バージョンに出会ってしまたんだ(↑)。仰天でしょ! こんな上手い人、日本国内にいるんだ。昭和の演歌系歌謡曲を素材にしているけれども、わたしの「男はつらいよ」みたいな際物ではなく、オーセンティックですよね。まず音だしが素晴らしいし、和声も見事、なによりミスタッチがまったくない。もともと曲調がペンタ系で、演歌とラテンは大同小異だから、南欧や中南米のリスナーも十分満足するでしょう。このギターにやられてしまって、今夜は割り込みでこの記事をいれることにしたんです。
ほんと、凄い。ジョン・ノウルズも真っ青でしょうね。
↑↓レキントの使い方を比較してください。