青い瞳のダンケルド -カーリング批評(3)

新しい女神
2月19日(月)。前夜、ストーンの研磨がおこなわれた。トーナメントの最中に石を削るなんてないことなんですが、と解説者は解説する。日本はパニックに陥り、カナダに3―8で惨敗。しかも、7回終了時のコンシードである。潔い負けとも言えるが、研磨された新しい石と氷の相性を確かめたいなら、もう少し粘ってもよかったんじゃないか・・・一ファンとしては、たとえ負けようとも、あと1~2回見たかったというのが本音です。
それはさておき、カナダのスキップ、レイチェル・ホーマンには目が点になりましたね。女神ミュアヘッドがバンク-バに降臨したころのオーラを彷彿とさせる。この人がジェニファ・ジョーンズを倒してカナダ予選を勝ち上がってきたのか。それだけのオーラはある。しかし、なぜここまで戦績が伸びなかったのだろうか。
一方、無敗で首位を独走していたスウェーデンも韓国に敗れてしまった。研磨の翌朝、上位2チームが敗北し、下位2チームが勝利した。しかも、負けた2チームは夜に再選。
日本対スウェーデンはまさに息を呑む展開でしたね。藤澤さんと同じように、わたしも日本の負けだと思って画面をみつめていました。しかし、研磨の影響は日本以上にスウェーデンのスキップを悩ましていたようです。連戦連勝の立役者が不安げな顔で投じた最後の一投がどうなったかは皆さんご存じのとおりです。
この一勝は大きい。さて、いよいよミュアヘッドとの対戦だ。ミュアヘッドは甘くない。両方応援します。
↑前哨戦では fujisawa が homan に勝利したのに・・・