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羊毛とおはな




 今週末も AIDA でランチした。先週、BGMがない、と書いたが、今回は流れていた。綺麗な英語のかすれ声の女性ボーカル。ノラ・ジョーンズなんかの系列にある人なんだろうと聞いていた。バックはガットギター+αのシンプルなもの。曲は有名なカバーばかり。「ソー・ファ-アウェイ」「マイ・フェイヴァリット・シングズ」「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」「デスペラード」・・・小さなスピーカで音が籠もって聴こえたのは残念だったが、それを補って余りある洗練さに我慢できなくなり、いつもの悪い癖で、またここでも音源の主をマダムに訊ねた。
 オーナーの趣味なんでわたしよくわかんないんですけど、と愚痴をこぼしながらレジの奥をごそごそ探し、CDジャケットをテーブルまでもってきてくれた。

   羊毛とおはな

 なんじゃそれ。最初はアルバムのタイトルかと思ったが、息子がスマホで調べてくれた。男女二人のデュオの名前である。そして、驚いたことに、

   「あれっ、この女の人、亡くなってるよ・・・」  

と息子は言う。

   「えっ・・・何歳ぐらいで」
   「たぶん2~3年前に35歳ぐらいだと思う」

 帰宅し、ただちにウィキぺディアとアマゾンで情報を得た。羊毛とおはなは、ボーカルの千葉はなさんとギターの市川和則さんのアコースティックデュオで、2007年以来、11枚ものアルバムを発表している。わたしたちがレストランで聴いたのは、7枚めのLIVE IN LIVING for GOOD Night(2011)であることも分かった。お値段はプライムで 1,966円。中古品もほぼ同じ額であり、購入断念。貧乏なので、500円以下の中古音源にしたい。探してみると、LIVE IN LIVING’07 が369円(送料別)と安く、評価も12レビュー★4.5と高いので即注文した。上の曲はこのアルバムに含まれている。
 すでに夢物語になってしまったが、摩尼寺紅葉コンサートにはこういうミュージシャンを呼ぶべきなんだな。



↑楊琴の関係で動画を漁っていたら十二楽坊に行き当たった。十年前、一世を風靡し紅白にまで出場したが、最近とんと音沙汰がない。昨年あたりから再出発したみたいだが、オリジナルメンバーは3人しか残っていないそうだ。アマゾンでは1円からDVDを買えます。CDの評価は十人並みだが、DVDは好評。技術突出、容姿艶麗、踊り付きですからね。いちど見てみたいとは思います。摩尼寺にもきてくれるなら呼んでみたいが・・・ありえませんね。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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