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松原田中遺跡Ⅲ

 昨年度の業績は少ないです。報告書なし。これはまぁ予算の関係です。チベット・ブータンでお金を使いすぎてしまい、報告書を刷るだけの予算が残らなかった。紀要論文もなし。新しい紀要の制度ができて、委員会とバトルです。「査読なし」などという信じがたいカテゴリーを設けてきたので、それに乗っかろうとしたら、和気藹々運動会グループから著作権侵害だの、ゴーストオーサーだの、ギフトオーサーだの、これまで言われたこともないいちゃもんをさんざんつけられて、いったん破談になったんですが、大学のトップと交渉したところ、ただちに再投稿の運びになり、まもなく審査が始まります。今年度は、3本ぐらい投稿してやろか、と企んでいるところです。

 そんなこんな後厄の一年でしたが、1本論文を書き上げました。松原田中です。以前に書いたかもしれませんが、執筆は夏のバンコク空港で着手し、ブータンの民宿で書き続けていました。それを氷下魚さんがうまいこと編集してくださったんです。自分でいうのもなんですが、とても良い出来になりました。だから、「ここまで分かった、日本人の起源!」講演の前座にもしましたし、今月末の福州での国際シンポジウムでも講演の一部に含める予定です。
 報告書そのものも素晴らしい出来だと思います。電話帳3冊分の分厚い報告書です。感服しております。そんな氷下魚さんも、すでに鳥取を離れていまは大阪の地で働かれています。ずいぶん遠くに行ったようでじつはご自宅は生駒だそうだから、わが平城ニュータウンの近所と言えないわけではありません。
 いつかまたお目にかかる機会もあるだろうと思っております。

 論文の図書情報を以下に記しておきます。

  浅川滋男・宮本正崇・中田優人(2018)
   「松原田中遺跡の布掘掘形と地中梁に関する復元的考察」
   『松原田中遺跡Ⅲ』第2分冊【本文編2】pp.951-985、鳥取県教育委員会

 抜き刷りはありませんが、当該部分のpdfならありますので、ご希望の方はお知らせください。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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