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紫陽花の露西亜(4)

0618あじさい04


日本 2-1 コロンビア

 いや、お見事。勝ったんだから誉めるしかありません。先発メンバー1~2名については、不満の向きが多く、ネット上にブーイングが溢れかえっていますが、ステイ・ポジティブ! 大目にみてやりましょうぜ、勝ったんだから。
 運も実力のうちです。運気は西野に降臨し、ぺケルマンを避けて通っていった。
 野球の隅1と同じで、1回にあっさり先制してしまうと、リードされた側にやる気がおきて逆転されてしまうケースがしばしばある。前半はまさにその展開であり、はたしてキンテロに渋いFKを決められてしまった。サッカーでは10人になったチームが11人に勝ることも普通にあります。まず、攻撃のためのスペースがひろくなって攻めやすくなり、システム変更により、11人側の守備組織にずれが生じる。日本の前半は厳しい防御を強いられました。


0618あじさい05

 
 それが後半、ひっくりかえった。ハメス様様です。ぺケルマンは何を血迷ったか、後半14分にキンテロを下げて、ハメス・ロドリゲスをピッチに送り込んだ。大失敗でしたね。キンテロ→ファルカオのラインはコロンビアの生命線でした。前半に2度決定的な場面をつくられ、日本は冷や汗をかいている。10人でも日本から点をとれる、という匂いがぷんぷんしていた。そのラインが消滅したばかりか、ハメスは肥えたマタドール(マラドーナ?)のように動きが鈍く、あとで入ってきた本田さんでさえ真面にみえたほどのコンディションでありました。ここで勝敗は決まってしまった。
 4年前は後半から出場したハメスにトドメを刺され、今回はハメスのおかげで勝点3が取れた。いまのハメスなら試合に出してはいけない。出し続けるなら、コロンビアはこのまま敗退するでしょう、確実に。ハメスを使ったぺケルマンも国内では相当な批判に曝されているのではないかな。どの国も似たよなもんだね・・・
 あと2試合。勝ち点ノルマは2以上でしょう。1位通過ならイングランド、2位通過ならベルギーとあたりますが、下手をすれば4位転落だってありうる。

 そうそう店を畳んだ伽羅から3週間ぶりに連絡あり。驚いたことにずっと入院していたのだそうです。幸不幸のどちらかは敢えて聞かないことにしました。蚊帳の外がいちばん、窓際が長閑です。




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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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