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今年も、寅さんの風景(12)

0621寅00列車01 0621寅00列車02sam


 今夜は2年生の感想文です。

土手の草むらを這い上がる満男の役

  6月21日(木)、 第44作『男はつらいよ 寅次郎の告白』(1991)の再現撮影をするため、まず八東町の若桜鉄道安部駅を訪れました。8シーン撮影した後、集合写真をホームと駅舎前で取りました。次に八東川の堰堤周辺で3シーン撮影しました。
 今回は再現撮影第二弾。二回目だったのですんなりと撮影に入れた。とても良く晴れていて、最初の安部駅の撮影ですでに汗が流れていた。駅舎の様子は劇中とは少々変わっていた。特に、駅舎の一部に床屋ができていたことに驚いた。駅舎の中は涼しかった。


0621寅02片山00記念撮影01 八東川


 次に、八東川堰堤での再現撮影は私も役があったので少し緊張した。八東川は増水しておらず、劇中のように中洲での撮影ができた。私は満男役で、草むらから這い上がるシーンを演じた。シーンを再現するのはとても難しかった。自分では自分の表情やポーズが分からないので、これでよいのか少々不安に思っている。
 帰りにアイスを奢っていただき、ありがとうございました。(環境学部2年OI)


0621寅02片山01シーン14yh01
↑シーン14(1年)  ↓同(2年)
0621寅02片山01シーン14og01 0621寅02片山01シーン14遠景




0621寅02片山01シーン12yh01 シーン12


ずぼんを濡らして中洲へ渡る

 今回の再現撮影は「寅次郎の告白」のラストシーンなど終盤のコマを撮りました。最初は若桜鉄道安部駅に行きました。安部駅には小道具の赤電話を作って持っていきました。安部駅に行って驚いたことに、駅のホームのベンチに寅さんの案山子が置いてありました。あの案山子は寅次郎の撮影が行われたことを風化しないように記念しているのでしょう。あと線路がまっすぐ伸びている風景はどこか懐かしい感じがしました。
 次に撮影をおこなった八東川の堰堤では意外なことがありました。撮影場所となる中洲と土手のあいだに小川が流れていたのです。中洲での撮影に参加した学生はずぼんをめくりあげて小川を渡っていきました。体を張って頑張ってくれたことに感謝します。今回の再現撮影での経験を活かして良い発表会にしたいです。 (経営学部2年OK)


0621寅02片山01シーン13sa01 
↑シーン13(2年)   ↓同(1年)
0621寅02片山01シーン13yh01

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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