紫陽花の露西亜(10)

三顧の礼でもう一度
西野監督の退任が決まりましたね。契約が7月末までとのことですが、協会側が遺留しなかったとの報道に落胆を禁じえません。本気で、真剣に、誠実に遺留すれば続投もありえたのではないでしょうか。選手選考やターンオーバーなどに問題を抱えていたものの、単に16強に進出しただけでなく、日本サッカーのあるべき姿を示した点、突出した業績であり、西野さんがアジアカップでタクトをふるう姿をみたかった人は少なくないでしょう。淡々とした記者会見でしたが、大器の人物であることが滲み出ており、これまで選手選考などで批判してきた自分が恥ずかしくなったほどです。しかしながら弁解すると、わたしは根っからのハリル解任論者でしたから、西野さんが16強に勝ち上がったことを心から喜んでいます。ハリルは隣国の新監督候補になっているそうです。あちらのサッカーにはあうでしょう。日本のサッカーと国民性には不適合です。
後任人事については、読売系が「クリンスマン確定」、朝日系は「森保を軸に調整も難航」と報じています。監督としてのクリンスマンの印象を述べておきますと、ベンチの周辺でピョンピョン飛び跳ねている軽い人物であり、とても戦略・戦術に長けた策士とは思えませんし、日本文化やJリーグを理解しているわけでもありません。クリンスマンの補佐に浦和OBのブッフバルトを雇用するという情報もながれていますが、ブッフバルト自身が日本のパスサッカーにふさわしい指導者とはとても思えない。
日本で長期指導している外国人監督として真っ先に思い浮かぶのはネルシーニョです。加茂周のていたらくに際し、いちどは代表監督の最有力候補になったものの、たしか長沼につぶされ、「腐ったミカン」発言をしたのははるか昔になりました。

繰り返しますが、わたしは協会が翻意して誠心誠意、西野さんを遺留すべきだと思っています。女ごころとなんとか・・・と同じで、
「私は疲れた、もういい・・・約束通り7月末で退任する」
と答えるのは謙虚な日本人の美学であり、そういう発言によって自らの権力欲の希薄さを訴えようとしているのでしょうが、心の奥底では代表監督を続けたいという意欲をもっていないわけではない。そういう人物を三顧の礼で迎えない限り、このたびのベスト16での大健闘が意味のないものになってしまいます。それがダメなら、森保さんを格上げしつつ西野さんにはGM的な立場で代表チームに関わってもらうべきではないでしょうか。ヴェンゲルならいざしらず(でもないか?)、クリンスマンなどもってのほかだと私は思っています。ハリルもドイツもまとめて半島の隣国にくれてさしあげましょう。
三顧の礼で、名将をもういちどフィールドへ!!

大雨の情報交換-PSG理論の行方
8日(日)の能海寛生誕150周年事業には山陰在住のASALAB関係者が8名も集まるのですが、松江の山村カメラマンが大雨のことを心配して連絡してきたので、会場の浜田に最も近い位置にいるタクヲに連絡したところ、雨のことはそっちのけでW杯の話になりました。わたしはPSG理論を知らせました。その結果や如何に?
「私は疲れた、もういい・・・約束通り7月末で退任する」
と答えるのは謙虚な日本人の美学であり、そういう発言によって自らの権力欲の希薄さを訴えようとしているのでしょうが、心の奥底では代表監督を続けたいという意欲をもっていないわけではない。そういう人物を三顧の礼で迎えない限り、このたびのベスト16での大健闘が意味のないものになってしまいます。それがダメなら、森保さんを格上げしつつ西野さんにはGM的な立場で代表チームに関わってもらうべきではないでしょうか。ヴェンゲルならいざしらず(でもないか?)、クリンスマンなどもってのほかだと私は思っています。ハリルもドイツもまとめて半島の隣国にくれてさしあげましょう。
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