関空沈没


鉢、砕ける
凄まじい風でした。昨日(4日)の午前11時前後にはモスバーガーにいてナンと菜摘みでブランチしていたのですが、昼下がりから台風21号の渦潮に巻き込まれました。おそるおそるポーチの扉をあけると、我が家の珈琲樹№3が鉢ごと倒れて、鉢が割れ、土が散乱している。丈の高い№1と№2はポーチの柱に縛り付けていたので辛うじて被害なく、種から発芽させた№4と№5はポーチの壁際で風を避けている。屋外とポーチの境においた低い№3だけが被災した。こんな経験は初めてです。今年は猛暑で鉢植えのブルーべリー、キーウィ、紫陽花を枯らしたが、台風で自慢の珈琲樹までやられるとは予想だにしておりませなんだ。
日が変わり、台風一過の快晴。さっそくホームセンターに足を運び、大きな木製の鉢と玉石と腐葉土を買い込んで(ついでに見つからないように小さな金魚も二尾)、珈琲樹の鉢植えを復原した。アナステローシスではなく、新材を多用しての発展的再生であります。再生を祝うかのように、敷地縁に水仙のような黄花が咲き乱れた。この黄花、どんな季節でも湿気さえあれば咲くのだろうか。


岡山から飛翔せよ
さて、問題は関空です。情報が錯綜しました。大阪の旅行社に問い合わせても事情がまったく読めないのに、昆明の知人は10日まで関空は復旧しないから早く東京か名古屋のチケットに買い換えろ、とメールしてきました。わたしたちは9日(日)夕方のMU便(中国東方航空)で上海経由昆明に向かうことになっているのですが、MUのHPを覗いてみると、岡山→上海の便でOKがでました。でも、契約できない。契約した瞬間、関空→上海の便はキャンセル扱いになってキャンセル料を没収されるからです。そんでまた大阪の旅行社に確認すると、少なくとも12日までは空港が再開しないという噂が流れているらしく、たしかに岡山空港発着で往復ともスケジュールにおおきなズレは生じないことがわかり、チケット差し替えオファーをしてくれたのですが、今日明日は関空に孤立した人たちの送迎を最優先するとのことで、明後日にならないと差し替えの可否が分からないという蟻地獄に陥ってしまいました。
あした詳細を報告しますが、ブータンにいるときから、雲南調査の出発前に何か起きるような気がしていたのね。それがまさか台風による関空の破壊だと思わなかった。想いが強いだけ障壁も高くなるということでしょう。ルーに祈ろう。

