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朴とアナ




渚のうわさ

 たまにはギターのことでも書きますか。
 女性のクラシック・ギタリストには少々拒否反応がありまして、それはおそらく、連さんのCDを聞いたり、ライブに行ったりしたことが影響しているんだと思います。ジャズの克己さんとともに、クラシックの連さんは、私のハートにまったく響かない。音楽が分かってないんじゃないか、とまで思うことがあります。
 朴葵姫(パク・キュヒ)という名前は前々から聞いていたのだけれども、連さんのライバルだとしたら放置しておけばいいと思って時間が過ぎていきました。それが一月ばかり前、コペルニクス的転回をおこした。ユーチューブでアルハンブラを聞き、驚きました。これは凄いということで情報を集めていたところ、朴葵姫のライバルはアナ・ヴィドヴィチというクロアチアの女性ギタリストであることがみえてきました。ユーチューブを視る限り、朴とアナは連に大差をつけて前を走っている。その差は、アクセス数に露骨にあらわれています。ジョン・ケージやデレク・ベイリーが山下洋輔と克己さんに大差をつけているのと同じ現象であり、聞く人はちゃんと聞いているんだな。
 というわけで、朴とアナのCDを一枚ずつ注文したのが10月初日。2日後に届いたものの、あまりに忙しすぎてずっと聴けなかったんですが、先週ようやく車中でじっくり味わいました。世評では、アナ>朴>連の序列を主張する声もあるようですが、これにはちょっと韓国に対する嫉妬もあるんじゃないだろうか。少なくとも私は朴さんの方が気に入りました。どれくらい気に入ったかというと、いつか紅葉コンサートに呼びたい、という気持ちがふつふつと湧いてきたほどです。ただし、会場を摩尼寺にするのは難しいでしょうね。どこか相応しい場所を探さないと・・・夢のまた夢ですが。

 さっそくコンサート情報を検索したところ、11月25日(日)に大和高田市で「朴葵姫 ギターリサイタル」が開催されます・・・傍系親族の結婚式と重複しているな~

朴葵姫 ギターリサイタル
https://l-tike.com/classic/mevent/?mid=361137

2018/11/25(日)14:00開演 奈良・大和高田さざんかホール
【曲目】  タレガ:アルハンブラの思い出    ソル:エチュード 作品6-11
ディアンス:「リブソナチネ」より第3楽章 フォーコ  ヒナステラ:ギターソナタ ほか






 で、おまえは何をしているかって? 
 弘田三枝子の「渚のうわさ」のアレンジをしております。作詞 橋本淳、作曲 筒美京平。1967年のヒット曲です。日本ポップスの幕開けとまで賞賛される曲ですが、ギターを弾いていて気がつくと、サビの部分がザ・カスケーズの「悲しき雨音」(Rhythm of the Rain,1962)になっていて、きっと筒美さんは影響を受けたんだろうな、と想像しておるところです。7thなどのテンションコードも結構使っていて、少しひねればボサノバに編曲できます。というか、すでに傘寿を迎えたミコさんも近年はボサノバ風に歌ってらっしゃいます。「悲しき雨音」から「渚のうわさ」に至る60年代ポップスが進化すると、松田聖子のヒット曲「秘密の花園」(1983)になるのではないかな。作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂、すなわちユーミンです。明るい80年代のポップスですが、ほとんどそのままボサノバになります。ダイアナ・クラールに歌わせたらどう料理するだろうか。



↑だれか歌って、カラオケで!

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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