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UAEのアジア杯(3)

嵐をよぶイラン

 嵐だか芥子だかしらないけれど、アラフォーのアイドル・グループが2年後に活動休止するというので、大坂さんの全豪制覇も、玉鷲の初場所優勝もみんな脇役においやられ、朝から晩まで中年ジャニーズのニュースばかりやっているから、テレビをみる気がなくなった。なんとなく、ロシアW杯のコロンビア戦とベルギー戦の録画をまわしたのだが、日本はほんとうに良いサッカーをしている。ともかくパスがよくつながる。2タッチ以内でのパスが多い。とくに香川-乾-長友の左サイドはまさにストロングポイントになっていて、絶妙の間(ま)が生まれていた。これに柴崎と大迫が絡めば無双状態である。この2試合をみる限り、日本は世界ランク15位くらいに評価されても全く不自然ではない。
 じつはその前の日に、中国対イランのアジア杯準々決勝の録画も視ていたのだが、これはまぁひどい試合でした。イランの戦法たるや、後ろからCFのアズムンめがけての放り込みのみ。それがわかっていながら、中国のストッパーはかぶりまくって2点連取されてしまう。まったく同じパターンであり、1点め取られたところで、アズムンにはマーク一人、カバー一人を徹底しておけば、少なくとも0-3の大敗にはならなかったでありましょう。カテナチオの権化であるはずのリッピ監督は、なんの打つ手もなく、イランにやりたい放題やられて大敗し、たぶんこれで監督業から退くことになるのでしょう。
 中国もひどいが、イランのサッカーも前時代的なキック&ラッシュそのもので、こんなチームに日本は負けるわけにはいかないと思って車を走らせ、キックオフに間に合った。前半のイランは予想どおりの放り込みとロングスローの繰り返しだが、何度やっても日本の壁に跳ね返される。ただし、またしてもGKのフィードミスがあり、それがきっかけで、しばらくパスサッカーのテンポを失ってしまったのは残念でありました。ポルティモンセに移籍するそうですが、こんなんで出番はまわってくんのかな?
 前線では、あいかわらず南野のテンポが周囲と合わない。どうしてもこうしても、どんな位置でもターンして前を向き、パチンコの釘のなかに突っ込んでいきたくてしかたないのだけれども、堂安ほどのスキルはないので、あっさりボールを奪取される場面が目についた。その堂安も今夜は不調で、ボールロストが多かったですね。

 後半はあっさり3点とってしまった。いちおう南野が活躍したことになっているが、このままレギュラーでいいのか、疑問を覚えています、相変わらず私は。いちどロシアW杯のスタメン(GK以外)に戻して再出発を図るべき、という大迫の発言に協会幹部は耳を傾けてほしいのですが、イランに3-0で勝っちまって元の木阿弥か。要らん大勝だったのかもしれませんぜ。
 アジア最強の呼び声が高かったイランを圧倒したことで何が分かったか、というと、やはりアジアは弱い、ということでありましょう。UAEもカタールも似たようなもんですよ。「中東の笛」さえなければ勝つでしょう。勝ってしまうと、チームの欠点が露わにならないまま、監督は延命する。オフトも、トルシェも、ジーコも、ザックもみなそうだった。途中で負けたのはオシムとアギーレだからね。この二人のほうが、他の4人より有能な指導者ではなかったかな?
 南野はトップ下の選手ではないね。2トップの下がり気味のストライカーだな。それが悪いと言いたいわけじゃない。やはり香川のような洗練されたトップ下を使うゲームがあっていいんじゃないか、ということさ。相手チームの特徴にあわせて、どちらを使うべきか選択すればいい。
 欧州で干されている乾と香川と柴崎はみんなまとめて神戸か鹿島に戻ればいいんだ。ともかく試合に出ないと。出ていれば、柴崎みたいに勘が戻ってくる。この3人がそろう試合をもう一度みてみたい。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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