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片柴 梅の空き家

0305片柴00梅01 190305旧岩也家外観02 


七転八起-道はひとつだ!

 3月5日(土)。会長さんの紹介で、東伯郡三朝町片柴にある空き家になった古民家Y家を見学してきました。本来なら11時30分頃に下宿を出発し、13時までに現場い到着しなければならなかったのですが、私のミスによって30分遅刻してしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。三朝町の教育長を始め、ご参集いただきました皆様、本当に申し訳ありませんでした。
 今回は「下見」です。町の観光課の担当者が家人から聴き取りした情報によると、Y家は明治37年(1904)、すなわち115年前の建築だそうです。家主の方は現在東京在住で、2016年から空き家となっています。敷地には、大型の主屋が前庭に面して建ち、その背面に土蔵群が軒を連ねています。


0305片柴00しちてんばっき01 0305片柴00時計


 主屋の玄関を入ると、トオリニワ(土間)はすでになくなっており、壁や柱なども一部新しい材が目につきました。右奥の部屋には囲炉裏の煙を逃がす排煙口を発見し、その近くには大黒柱もありました。改造が激しいので、まだ当初の姿がイメージできませんが、広間型から展開した六間取りかと想像しています。今は中二階型の桟瓦葺ですが、当初が茅葺であったのは間違いないと思います。


190305旧岩也家内部01 190305旧岩也家内部02 排煙口跡
↑背面側のイロリ間 ↓前側の居間
0305片柴01居間01 0305片柴01居間02


190305旧岩也家内部05


 部屋の奥に進むと風呂場や洗濯場などはとくに新しく、下屋を改修したと思われるところの天井は2重になっています(↑)。玄関から入ってすぐ右側の部屋は古い姿を残していますが、奥に入ると改修箇所が目立ち、結構新しく感じました。

 建築年代が特段古いわけでもなく、改修がひろい範囲で確認できるので、「指定」の対象とするのは難しく、「登録」でもセーフかアウトか、微妙ではないか、というのが教授の評価です。ですから、稲常の西尾家や赤崎の倉長家のような実測調査をすることにはならないかもしれません。


190305旧岩也家内部04 190305旧岩也家内部03
↑奥座敷の欄間(明治?) ↓土蔵の扉(鳳凰)
0305片柴01居間02土蔵02扉01 0305片柴01居間02土蔵01


修理されたドローンの試運転を兼ねて

 建造物の見学後、ドローンによる空撮(多重撮影)を久しぶりにおこないました。我がファントムは昨年12月の西尾家調査の際、ワイファイ通信に異常が認められ、プロペラを破損するなどの故障が発生し、長期のメンテに入っていて、先月末に修理から戻ってきたばかりです。室内でのWiFiの接続のテストはしていましたが、実際に飛ばすのは修理後はじめてのことです。Y家では、庭がさほど広くなく、大樹も何本があるので、操作には結構緊張しました。無事に飛ばせることができ、多重撮影にも成功しました。現在、空撮写真をフォトスキャンにかけているところです。立面の多重撮影もおこないましたので、いずれあわせて成果を報告します。(ザキオ)


190305旧岩也家空撮01

190305旧岩也家外観01

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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