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氷の微笑-カーリング夢想2019(2)

 昨夜の日韓戦には失望しましたね。まるで、日本選手権決勝のLS北見の録画を巻き戻すように、中電は失点を重ねていきました。両角コーチは自分の前日ストーンチェックが甘かったからだと選手を庇っていましたが、10回投げるんだから中盤から立て直してこないとね。韓国だって1回にアイスが読めないで2点スチールされたけれども、そのあとは見事に回復したわけだから、日本の悲惨さは目に余るレベルでした。そもそもドイツ戦で逆転の勢いがあったのに、勝ち切れなかったあたりで、このチームは国内選手権での無双ぶりのメッキが剥げてきてしまっていて、続くロシア、韓国での負け方をみると、LSや道銀はつけいる隙があると微笑んでいるのではないかな。
 6戦終えて3勝3敗。苦しい展開です。まだ、中国、スウェーデン、スイスが残っている。スイスには勝ちたい。あとは中国をなんとしてでも引きずりおろしたいところです。最終的には6勝6敗ではなく、7勝5敗にしないとベスト6の決勝トーナメントには上がれないような予感がします。いまベスト6と予想されるのは、中国・韓国・スウェーデン・ロシアがほぼ確定で、残る2席を日本・スイス・ドイツが争うことになるんでしょうね。だから、ドイツには勝っておかなければならなかった・・・
 2016年の世界選手権と比較すると、LS北見はラウンドロビン(予選)を9勝2敗の2位で通過し、銀メダルを獲得したわけですが、ちょっとそのレベルではないことがみえてきましたね。この戦いぶりは、くりかえしますが、北海道勢を勇気づけるでしょう。

 しばし観戦。デンマーク戦はさらなる悪夢でした。組み立てはできているのですが、アイスドール北澤さんはクールな表情とは真逆のプレーを繰り返してしまった。あれは、前半でフォースを替えるべきだという、それほど悲惨な状態で、結果としてこれまで1勝もしていないデンマークにコンシード負け。これだと、LSのレベルには程遠く、昨年の富士通に近いというのが現実であります。
 明日からキプロスに旅立つので、TV視聴できなくなるのが残念ですが、こういうときは視ないほうがよいかもしれませんね。


環境学部の本チラシ_s_01
↑「環境学部の本」が3月28日に出版されます。わたしは書かない予定だったのですが、昨夏の体験が強烈だったので、その記録をとどめたいと筆をとりました。刊行後、正式に広報しますので。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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