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父の日

0616焙煎04完成


白い珈琲実の焙煎

 昨夜、父の日を祝ってもらった。こんなにたっぷりお祝いしてもらった記憶がない。すこしは父親の有難さをわかってきたのかな・・・・というほどのことをしてやっているわけではありませんがね。
 食事のデザートに私が育てた珈琲を焙煎して飲んだ。二年ぶりのことである。二年前は大成功で、二株から四人分の珈琲をドリップできたが、昨年は鉢の植え替えをしたにも係わらず、いくら待っても実が赤くならないまま萎んで落下してしまい、乾燥した皮ごとギシル・コーヒーにして飲んだ。美味いといえるほどの味ではなかった。


0526珈琲採取02 0610珈琲皮むき01


 今年は2株のうち1株には実ができなかった。すでに鉢の養分が薄れ、根が張り尽くしてしまったのだろう。いくら追肥をしても1株には実はならず、もう1株の実は今年も赤くならなかった。上の写真(左)にみえる赤い実はイシランメであり、残念ながら、その背景の引き立て役になっているのが珈琲の実である。5月下旬、赤くなっていない実を採取した。すぐに実をむけば良かったのだが、2週間放置して乾燥し、6月10日の皮むきには手間取った。皮を歯で食いちぎりながら実をむき、窓際に新聞紙とキッチンペーパーを敷いて、種(珈琲豆)と皮(ギシル)を日陰干しした。


0610珈琲皮むき02乾燥01


 1週間たち、父の日の夕食のデザートにあわせて豆を焙煎した。2年前は40分以上かかったが、なにぶん豆の量が少ないので、20分足らずで炒りあがった。それでも香りはいい。ミルで豆を挽き、コーヒーメーカーでドリップした。たぶん1.5人分の豆を二人分の水で抽出したので、味は薄かったが、新鮮な苦味のあるブラックコーヒーをデミタス風に味わえた。【続】


0616焙煎02終了01 0616焙煎01開始01
↑(左)焙煎[終了←開始]   ↓ミル[後←前]
0616焙煎03ミル03紙 0616焙煎03ミル01前

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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