ギシルコーヒー(3)

ソウルツリーの再生へ
それにしても、鉢植えの珈琲の樹は元気がなく、葉はしなだれ、未だ蕾もついていない。あまりにみすぼらしいので、父の日イブにホームセンターに出向き、最大サイズの鉢を買って植え替えた。効果は即あらわれた。翌日から新緑の若葉が一気に増えたのである。遅きに失してしまったかもしれないけれども、今年もまた白い華凜な花を咲かせてほしい。


ここまでして鉢の植え替えをするなら地植えしたほうがいいんじゃないか、と思われるかもしれないが、室温20℃以上の場所で育てなければならないから、11月以降寒気が増す冬季には鉢ごとリビングに入れてしまうので、他の植木とちがって鉢植えから逃れることができない。珈琲の樹はいまや我が家のソウル・ツリーであり、なんとかおか二年前の元気を取り戻してもらいたい。マカビーストのような肥料が必要なのかな(笑)。


焙じギシル
ギシル・コーヒーも飲んでみました。昨年は乾燥させた皮をそのまま茶葉としてポットに熱湯を注いだが、正直、生臭かったので、今年は3分ばかりフライパンで焙じてみた。大変効果があった。味が濃くなってこくがうまれ、生臭さは消えたが、薬草風の風味は残った。昨日、移動がなかったら、もっとゆっくり飲めたのに・・・まだ焙じ珈琲皮は半分残っていて茶筒につめておいたから、今度の週末が楽しみだ。 【完】

↑↓腰巻が年々増えていく。こうしないと、根株全体を土で覆えないのである。
