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摩尼寺護摩焚き・止観・回峰行-ボクシングジムの密教修行

0901摩尼山 護摩焚き01 0901摩尼山 護摩炊きサムネ


護摩焚き体験

 9月1日(日)、シュガー・ナックル・ボクシングジム主催の「摩尼寺護摩焚き・山道巡り」に山道案内係として参加してきました。教授がこのジムに通われているご縁もあり、教授と院生ザキオさんは四川高原からの帰国直後であるにも係わらず、イベントに駆けつけられ、わたしも補助役を務めさせていただいたのです。参加者は20名あまりでしたが、ほとんどは子どもさんと父兄です。
 摩尼山に登るのは昨秋の「賽の河原」トレック以来のことです。

 午前10時、本堂に集合し、最初に本堂で護摩焚きを体験しました。護摩木に願いごとと氏名を書き、副住職の居川さんが呪文を唱えながら、それをすこしずつ焼いていくのです。教授は同じ密教の別宗派であるチベット仏教の呪文である「オンマニペメホンシュー(観音様は心のなかに)」と書かれました。わたしは・・・


0901摩尼山 登山02 山門跡での説明


ミニ回峰行

 護摩焚きの後は登山です。茶屋の精進弁当を受け取り、いつものとおり、摩尼川源流に沿って古参道を歩いていきます。要所要所で教授から摩尼山に残されている遺跡や、摩尼寺の縁起に関する説明がありました。「奥の院」に着いてからお昼ご飯に精進弁当をいただきました。あいかわらず田楽やテンプラなど、優しい味でおいしかったです。
 その後は、立岩のある鷲ヶ峰をめざしました。足元が滑る岩場などの難所もありましたが、昨年の経験もあり、子どもたちの体と大人の体をロープで結びつけるなどして切り抜けることができました。鷲ヶ峰では、湖山長者の伝説、賽の河原の物語などを聞いた後、立岩脇の帝釈天の鎮座する高所から海のほうを見渡しました。あいにくの霧雨で湖山池だけが遠くにみえ、日本海を望むことはできませんでした。


0901摩尼山 登山01


止観修行

 下山後、ジムの子どもたちは阿弥陀如来堂でさらに止観修行を体験しました。禅宗の「座禅」を密教では「止観」というのです。わたしたちは9月4日からブータン調査を控えているので、ここは短い取材と撮影だけにして、先に下山させていただきました。
 今回のイベントは研究室の主催ではなく、あくまでボクシングジムの主催であり、おもに子どもとその父兄を対象としたものでした。ボクシングという格闘技にとっての精神修養の機会となったとすれば嬉しい限りです。登録記念物「摩尼山」を舞台とする、この種のイベントが今後も引き続きおこなわれることを期待しています。
 雨予報でしたが、何とか天気も持ち、心地よい気候の中で登山ができました。今度は秋に研究室関係者で「賽の河原」石積みトレックをおこなう予定だそうなので、今から楽しみにしています。(バレー)


0901摩尼山 座禅 止観


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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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