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今年も、二つの新作

能海表紙web


 昨日(2日)、新入生との短いミーティングがありました。入学生を3班に分けて3つの時間に振り分け、大教室内部でもチュータ(担任)単位に大きなブロックを設けて、学生たちが席を離れて着席し、15分程度の情報交換をした次第です。鳥取県の場合、未だ1名も感染者がでていませんが、本学の新入生・在校生の7~8割は県外者であり、感染を回避するためには致し方ない措置だと思います。こうした短い交流を済ませ、学部事務室に立ち寄ると、年度末に編集した二つの報告書が届いておりました。年末から年度末にかけて海外出張を控え、老骨に鞭打って校正とレイアウトに取り組んできました。能海の報告書については、3年女子1名が編集長として整理を補助してくれましたし、表紙は3年男子1名が方針を決めてくれました。そして、昨年から知己を得た地元の印刷会社さんが粉骨砕身尽力され、年度内の納品が叶ったこと、とても嬉しく思っています。
 以下、書誌情報です。

能海寛を読む

 2018年度にゼミ生全員で輪読し、アヤカメさんが卒論としてまとめた研究の成果報告書です。令和元年度公立鳥取環境大学特別研究費「四川高原カム地区のチベット仏教と能海寛の足跡に係る予備的調査研究」の成果でもあります。

1.書名: ASALAB報告書 第38輯
      能海寛を読む-『世界に於ける仏教徒』の口語訳と批評- 
2.編集: 浅川滋男・森彩夏
3.版型: A4版横書(ただし第2章と付録2は裏表紙より縦書)総頁数118p.
4.発行: 公立鳥取環境大学
5.発行年月: 2020年3月
6.印刷: 西尾印刷所

7.目次:  第1章 序論
       第2章 『世界に於ける仏教徒』口語訳(巻末に縦書で掲載)
       第3章 能海寛を読む-『世界に於ける仏教徒』批評
       第4章 おわりに
       付録1 雲のかなたへ-白い金色の浄土
       付録2 明治26年刊『世界に於ける仏教徒』原文転載 (総頁数118p.)  


倭人伝00表紙裏表紙web


魏志倭人伝を読む

 こちらは記憶に新しい昨年度(2019)P2&P4「漫画と文献で読む魏志倭人伝」の成果です。学内内部資料の教材として編集しました。書誌情報は以下のとおりです。

1.書名: ASALAB報告書 第39輯(内部資料)
      魏志倭人伝を読む-後漢書倭伝・魏志倭人伝・宋書倭国伝の口語訳- 
2.編集: 浅川滋男
3.版型・頁数: B5版横書 32p.
4.発行: 公立鳥取環境大学保存修復スタジオ
5.発行年月: 2020年3月
6.印刷: 西尾印刷所
 
 *入手希望の方はご一報ください。ただし、『魏志倭人伝を読む』の方は内部資料の教材ですので、本学の関係者以外には基本的に頒布できません。

   ASALAB報告書 第40輯 まで あと1冊!!

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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