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研究表現としての麻雀警察(3)

賭博の射幸性

 麻雀警察に代わって、今夜はホーリーさんに出動していただきましょう。まずは下の動画をじっくりご覧ください。事の本質はだいたいみえてきます。
 さて、県次長が賭け麻雀をしていた。その会場は記者の宿舎であり、しかも接待性の強い常習的な麻雀だったということで騒ぎが大きくなっています。なんで、この時期に、三密の部屋で、対面型の麻雀なのか。授業もオンラインなら、麻雀もオンラインで我慢するしかないじゃないか。それにしても、なぜこの時期に? 
 この人物は本当に主将に近い県殺伐だったのか。わたしが当該の立場にあったならば、連日の報道やOBの記者会見などで相当滅入っていたと思います。確信をもってそう言える。この状態に追い込まれて滅入らない人間なんていない。主将の意にそって長官になった毛利家系の人物にしても、おそらく深刻な鬱状態にあったに違いありません(今も?)。
 最近、一部の学生と三島の『金閣寺』を読んだり、その映画を視たりしています。金閣の放火には、美という可変的な現象を「死」によって永遠化しようという美学を読み取れる。遷ろいゆく女性の美を恒久のものとするには若き日の「死」が必要であり、意識のなかで絶対化している金閣の美しさを永遠のものとするためには「放火」が必要だった・・・そうした美学は三島の死生観そのものであり、後の切腹の布石になっている。
 県次長さんは意識的か無意識的かは分からないが、切腹の道を自ら歩んだのではないか。こう話すと、助手席にいた患者はこくりと首を縦に振った。これ以上罵詈罵倒を浴びてまで出世したくない。どうせ定年の年齢であり、退職金は十分頂戴できる。権力はなくとも事務所を開けば食っていける。
 慄いているのはむしろ権力の側だろう。隣国の大統領のごとき末路が待っている。だれが次の主将になるにせよ、現職とそのとりまきの犯罪は暴かれるでしょう。これほどの重罪を犯した権力者は戦後このかた存在しない。投獄されるべき人物が安穏たる晩年を送れるわけはない。こういう結果に至るとすれば、県次長の功績は大きいと言えるのではないでしょうか。
 コロナ禍が去れば、歌舞伎町の雀荘も再開するでしょう。県次長さんには、そこで長閑に射幸してほしい。こういう人物は麻雀が強い。ムツゴロウさんを始めプロを凌ぐレベルの知識人はいくらでもいる。だから、大半の雀プロは尊敬されないんだけどね・・・ただし、下のユーチューバーは若くして十段位を獲得した猛者です。若くして強すぎたが故に雀界を干され、今はマカオでプロのポーカープレーヤーになっている。個人的には、ぜひmリーガーとして雀界に復帰してもらいたいと思っています。








 シリーズ名を拝借しているからには広尾さんのもアップしとかないとね。冗談じゃなく、こういうオンライン講義をやりたいの。


《連載情報》
素人の独り言
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研究表現としての麻雀警察
(1)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2207.html
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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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