スローフォワード(3)


因幡のマスク
1週間以上前に鳥取県福祉保健部からマスク購入券が郵送されてきた(↑)。さきほど近くのスーパーで夫婦2セット分購入しました(10枚500円/人)。よく考えれば、ドラッグストアのほうがすでに安価(7枚300円前後)になっているんですが、わたしたちのように住民票を県外におくものに対しても配慮してくださっているというご厚情に感謝しつつ購入した次第です。
なにぶん政府のナントカマスクがあまりにも非道いので、自治体の奮闘には拍手を送りたくなります。鳥取県で暮らしていることを今ほど幸福に感じたことはありません。「酒とバラのない日々」こそがコロナに強い。都会はアルコールとエロティシズムの巣窟だからこそウィルスが蔓延るということでしょう。

↑まるでチャーのような因幡のマスク
メールのパラダイムシフト
唐突ですが、メールアドレスを4つもっています。①大学アドレスの他ではエディオンから無料でいただいた②私的アドレス、さらにバックアップ用に設けていた③Y社のフリーメールアドレス。以上が個人のアドレスです。その後、④研究室共有のフリーアドレスを一つ設定しました。各種イベントの募集等に活用しています。わたしは、これらの個人メールアドレスを活用してオンライン講義の課題を受信することにしました。大学の授業支援システムについては、まず誰もが忙しくて教えてくれる余裕がないし、なによりVPNがつながらなければ機能しない、というヘルプレスな欠点が予想されたからです。はたして、VPNはパンク状態に陥り、予の判断は正しかった。
オンデマンド講義データの最後に課題を必ずつけます。BRDのオンライン型ですが、提出まで3日以上の時間をあけています。講義データをただちにダウンロードできない学生が多いから受講直後の提出は無理なんですね。課題回答の送信先は上の個人アドレスの一つにしました。しかし、毎週延べ200人ばかりの学生からメールが届くわけですから、なんとか工夫して作業量をセーブする必要がある。そのため、
1)自動返信メール
2)フィルタ機能により講義・日時別ファイルに自動振り分け
を設定しました。じつに上手く機能しています。教員側の作業量は1/4程度まで軽減できました。しかし、もう一つ問題があります。採点ですね。昨日、これについてさんざん考え、⑤G社のメールアドレスを新たに導入し、受信レポートの件名に点数をつけて⑤に転送したのです。ここで、
3)フィルタ機能により点数・日付別ファイルに自動振り分け
しようとして大苦戦を強いられました。プロバイダーが異なると、操作方法はおおいに変わるのでネットで、サポートサイト等を検索しながら、半日がかりで採点自動振り分けを成し遂げた次第です。こうして別のアドレスにレポートを転送することで、回答メールのバックアップにもなります。今はとても快適に作業しています。結局、授業支援システムを自ら構築しているようなものですが、ともかくVPNを使わずに済むことが最大の利点だと思います。
コロナ禍以前、メールはただの通信手段でした。しかし、メールの内側にはさまざまな機能が埋め込んであり、それを引き出して活用すれば、講義資料の提供→レポート回収→採点をスムーズに進めることができます。正直なところ、講義室で集めたレポート用紙の採点や整理よりはるかに楽だと思います。ここでもちょっとしたパラダイムシフトがおきているのね。
【連載情報】スローフォワード
(1)http://asalab.blog11.fc2.com/blog-entry-3045.html
(2)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2226.html
(3)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2228.html
唐突ですが、メールアドレスを4つもっています。①大学アドレスの他ではエディオンから無料でいただいた②私的アドレス、さらにバックアップ用に設けていた③Y社のフリーメールアドレス。以上が個人のアドレスです。その後、④研究室共有のフリーアドレスを一つ設定しました。各種イベントの募集等に活用しています。わたしは、これらの個人メールアドレスを活用してオンライン講義の課題を受信することにしました。大学の授業支援システムについては、まず誰もが忙しくて教えてくれる余裕がないし、なによりVPNがつながらなければ機能しない、というヘルプレスな欠点が予想されたからです。はたして、VPNはパンク状態に陥り、予の判断は正しかった。
オンデマンド講義データの最後に課題を必ずつけます。BRDのオンライン型ですが、提出まで3日以上の時間をあけています。講義データをただちにダウンロードできない学生が多いから受講直後の提出は無理なんですね。課題回答の送信先は上の個人アドレスの一つにしました。しかし、毎週延べ200人ばかりの学生からメールが届くわけですから、なんとか工夫して作業量をセーブする必要がある。そのため、
1)自動返信メール
2)フィルタ機能により講義・日時別ファイルに自動振り分け
を設定しました。じつに上手く機能しています。教員側の作業量は1/4程度まで軽減できました。しかし、もう一つ問題があります。採点ですね。昨日、これについてさんざん考え、⑤G社のメールアドレスを新たに導入し、受信レポートの件名に点数をつけて⑤に転送したのです。ここで、
3)フィルタ機能により点数・日付別ファイルに自動振り分け
しようとして大苦戦を強いられました。プロバイダーが異なると、操作方法はおおいに変わるのでネットで、サポートサイト等を検索しながら、半日がかりで採点自動振り分けを成し遂げた次第です。こうして別のアドレスにレポートを転送することで、回答メールのバックアップにもなります。今はとても快適に作業しています。結局、授業支援システムを自ら構築しているようなものですが、ともかくVPNを使わずに済むことが最大の利点だと思います。
コロナ禍以前、メールはただの通信手段でした。しかし、メールの内側にはさまざまな機能が埋め込んであり、それを引き出して活用すれば、講義資料の提供→レポート回収→採点をスムーズに進めることができます。正直なところ、講義室で集めたレポート用紙の採点や整理よりはるかに楽だと思います。ここでもちょっとしたパラダイムシフトがおきているのね。
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