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中国道蕎麦競べ(8)

0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN01 0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN10暖簾
旧木村酒造場と竹田城


竹田城 城下町 ホテル EN

 天空の城-竹田城。じつは、まったく興味ありません。どうしてだろうか、城郭そのものにも興味はないし、城跡もおもしろいと思ったことがない。鳥取城跡の委員を長く務めたが、愛着はない。母校が久松山の三の丸跡地にあって、その移転問題を知ったときには、他県の史跡、世界遺産遺跡の状況を踏まえるならば、校舎の強制移転などもってのほかだと思ったが、だからといって、鳥取城跡になんらかの思い入れがあるわけでもない。それにしても、あの疑似木造の太鼓橋はいただけませんね。鉄筋コンクリートの橋が劣化しているという表向きの理由で、疑似木造の太鼓橋を建てたはいいが、高校生は渡れないんだからね。ただの原寸レプリカを作り、高校生を排除して何が嬉しいのか。若者と共生させるからこそ文化財に未来がうまれるんじゃないですかねぇ。指定民家がほぼ公開されない因幡の「暗さ」と同質の前時代的文化財意識を反映する最たる代物ですな、あの橋は。


0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN02竹田城02 受付は脇の庭から


 竹田城の真下に、明治35年ころに再建された旧木村酒造場を大改修した「竹田城 城下町 ホテル EN(えん)」というホテルが誕生してとんでもない客を集めている。すでに年末まで予約で一杯。お値段は決して安くないのですが、なにぶんGotoトラブルの割引があるから「格安」で宿泊できるということで、大盛況のようです。しかしですね、みなさん、だまされちゃいけませんよ。このホテルがそうだとは決して言いませんが、ここぞとばかりにホテル代を跳ね上げて、割引した額が当初の宿代ぐらいにしているホテルはいっぱいあるので要注意です。


0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN04 本館側面


 もちろんENに宿泊したわけじゃありません。ただの短時間の見学です。外回りと交流館のうろうろしただけです。気付いたことといえば、街道対面の小さな町家を分館にしていることと、背面側にJR播但線の線路が通っていること(竹田駅も近い)ですね。また、竹田城下町自体が兵庫県の歴史的景観形成地区に指定されているので町歩きも楽しそうです。


0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN05 分館


 交流館で少々土産物を買いました。カフェは高そうなので、パス。運営会社のVMG社は全国各地でこういう大型の歴史的建造物を宿泊施設に改修しているようです。HPをみると、なかなかリフォームのセンスはよいですね。腕の良い建築家を使っている。但馬では豊岡に旧豊岡市役所南庁舎を改装した「オーベルジュ豊岡1925」というホテルも操業中です。泊まってみたい気持ちと高くつくならみるだけでいいや、という気持ちが微妙なバランスで右往左往状態です。


0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN06鉄道 ホテル背面をとおる播但線



0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN04交流館01 交流館


 鳥取で応用できるところはないか、と考えてみました。まっ先に思い浮かんだのは倉吉河原町の旧小川酒造です。小川家なら立派なホテルに衣替えできるでしょう。問題は周辺観光地との絡みですね。旧小倉家土蔵の方はジャズ喫茶にでもすれば、ホテルのお客さんが下駄を鳴らして遊びにいけます。小川家の場合、県指定されているから難しいのかな。県指定解除して登録文化財の戻せば可能かもしれない。いちどVMG社にかけ合ってみる価値はあるかもしれません。


竹田城 城下町ホテルEN
兵庫県朝来市和田山町竹田字上町西側363番
https://www.vmg.co.jp/hotels/takeda/
VMG総合窓口:0120-210-290(11:00~20:00)


0816竹田01旧木村酒造場ホテルEN03 交流館


ナマステ ★★★☆☆

 朝来市でも蕎麦屋のリストを作成していたのですが、結局、店舗を発見できず、ならば、ラーメンでもと店の扉をあけると、乱雑きわまりなく、おまけに老けたご主人がマスクをしてない。ノーマスクを気にしていると、「ここはウィルスなんか、おれへん」と豪語されるので、恐ろしくなってドアを閉めた。一目散に店を離れるが、お腹は減る一方。そこでたまたまみつけたのが、ナマステというインド&ネパール料理の店でした。野菜カレーとチキンカレーを注文し、ナンでいただきました。美味しかった。ネパール人の若い夫婦が経営していて、もうひとり母親っぽい人が厨房にいるのですが、お客はわたしたちだけ。テイクアウトでもう一人前注文すると、とても喜んでくれました。
 ブータンが懐かしくなってね。ブータンにもネパール人多いですから。ネパール式のストゥーパもあちこちに建っているし、ゾンカ語と同じぐらいネパール語も話されてます。蕎麦づくしの数日間だったので、ナンカレーは新鮮でした。ちなみに建物はインド風にみえるけれども、桟瓦葺きの木造であり、元はうどん屋さんだったのかな、と推測した次第です。


インド&ネパール料理 ナマステ和田山店
〒669-5214 兵庫県朝来市和田山町桑原210番地 
079-672-2742
3.0★★★☆☆


0816竹田10ナマステ01 0816竹田10ナマステ02



《連載情報》中国道蕎麦競べ
(1)安来「まつうら」
http://asalab.blog11.fc2.com/blog-entry-3057.html
(2)新見「やな木」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2275.html
(3)勝山「一心庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2276.html
(4)津山城東とうふ茶屋
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2277.html
(5)美作滝尾駅-木楽
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2278.html
(6)床瀬そば
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2279.html
(7)高中そば-名草神社三重塔
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2280.html
(8)EN-ナマステ
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2281.html
(9)談山神社-橘-きみなみ
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2282.html
(10)宇陀「一如庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2283.html
(11)再訪-ひむろ蕎麦
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2308.html
(12)そば切りたかや インタビュー
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2302.html
(13)走馬観花-平福宿の「瓜生原」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2304.html
(14)「みちくさの駅」ゼミナール
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(15)再訪-床瀬そば
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(16)そば処「伊とう」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2328.html
(17)そばの店「右衛門五郎」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2329.html
(18)蕎麦と旬のお料理「ろあん松田」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2333.html
(19)摩尼寺門前 門脇茶屋
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2335.html
(20)八郷の里の猫
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2366.html

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Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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