fc2ブログ

いい加減に学ぶ中国語講座(37)

ボン教論文摘要(1)

 お久しぶりです。お嬢です。現在、私はチベット・ブータン地区の仏教よりも先に信仰されていた土着宗教に関してボン教を中心に卒論を書いています。卒業研究の一つとして、中国で発表されているボン教研究の論文の摘要を簡訳してみました。初回は短めの摘要を三つご紹介いたします。なお、著者名の前につけた№は「ボン教(笨教)中国語論文リスト」の番号と一致させています。

№16 仇 任前(2015)
①原文: 「2010-2013 年国内苯教研究综述」『青藏高原论坛』第1期第三卷(总第九期)、2015年
【摘要】 国内藏学界关于藏族宗教的研究,仍然以藏传佛教为主,从2 0 1 0 — 2 0 1 3 年国内苯教研究状况看,研究成果形式有期刊论文、硕博学位论文、专著、译著、文献资料等; 研究内容涉及苯教教义、佛苯关系、苯教文献、苯教与艺术、民俗、西南少数民族文化关系及笨教发展现状等多方面。
〔关键词〕 中国; 笨教; 研究综述

②日本漢字: 「2010-2013 年国内笨教研究総述」『青蔵高原論壇』第1期第三巻(総第九期)
【摘要】 国内蔵学界関于蔵族宗教的研究,仍然以蔵伝仏教為主, 従2 0 1 0 — 2 0 1 3 年国内笨教研究状況看,研究成果形式有期刊論文、碩博学位論文、専著、訳著、文献資料等; 研究内容渉及笨教教義、仏笨関系、笨教文献、笨教与藝術、民俗、西南少数民族文化関系及笨教発展現状等多方面。
〔関鍵詞〕 中国; 笨教; 研究総述

③和訳: 「2010-13年中国のボン教研究レビュー」『青蔵高原論壇』第1期第3巻(総第9期)
【概要】 チベット族宗教の研究に関わる中国国内のチベット学界は、依然としてチベット仏教を主とするが、2010-13年の中国内ボン教の研究状況によれば、研究成果の形式は期間雑誌論文、修士・博士論文、専門書、訳書、文献史料などが含まれ、研究内容はボン教の教義、仏教・ボン教の関係、ボン教文献(史料)、ボン教と芸術、民俗、西南少数民族文化関係からボン教の現代的発展状況など多方面に及ぶ。
〔キーワード〕 中国 ボン教 研究レビュー


№8 阿旺嘉措(アワンカシ 2011)
①原文: 「甘南藏区笨教寺院的歴史与現状」『中国藏学』第2期(总第96期):pp.220-225
【摘要】 笨教在甘南藏区的传播具有悠久的歴史、早在吐蕃止貢賛普时期、原始司巴笨教就巳経传入甘南藏区。从公元11世紀开始、雍仲笨教开始在甘南藏区兴起、十八希■、安多三圣者等在甘南南弘法建寺、笨教在当地广为传播。文章対甘南藏区笨教寺院敵歴史与現状併行了介紹和分析。
〔关键词〕 甘南 笨教寺院 歴史源流 現状特征
 ※どうしても読めず、検索してもわからなかった中国語漢字は■表記にしています。

②日本漢字: 「甘南蔵区笨教寺院的歴史与現状」『中国蔵学』第2期(総第96期):pp.220-225
【摘要】 笨教在甘南蔵区的伝播具有悠久的歴史、早在吐蕃止貢賛普時期、原始司巴笨教就巳経伝入甘南蔵区。従公元11世紀開始、雍仲笨教開始在甘南蔵区興起、十八希■、安多三聖者等在甘南南弘法建寺、笨教在当地広為伝播。文章対甘南蔵区笨教寺院的歴史与現状併行了介紹和分析。
 〔関鍵詞〕 甘南 笨教寺 歴史源流 現状特徴

③和訳: 「甘粛南部チベット区ボン教寺院の歴史と現状」『中国蔵学』第2期(総第96期):pp.220-225
【概要】 甘粛省南部(甘南)チベット族居住区においてボン教は長い歴史があり、早くも吐蕃のチカンザンプ期には、原始シバ・ボン教が甘南チベット区に伝入していた。 ️西暦11世紀から、ユンドゥン・ボン教が甘南チベット区で勃興し、シバシ■やアントサン聖者などが甘南の南弘法建寺にいて、ボン教は当地に広く伝播していた。この論文では、甘南チベット区ボン教寺院の歴史と現状を併行して紹介し分析している。
〔キーワード〕  甘南(甘粛省南部) ボン教寺院 歴史の源流 現状特徴

№5 冯 智(2008)
①原文: 「东巴教与滇西北苯教流行史迹试探」『中国藏学』第3期(总第83期):pp.35-pp.39 
【摘要】 苯教曾经在滇西北甚为流行,明清以后,由于藏传佛教噶玛噶举派和格鲁派的传入,并在该地占据统治地位以后,苯教的势力和影响才逐渐地减弱和消退。本文详细分析了苯教在滇西北的流行史迹、传入背景、传入方式,以及对当地本土宗教和文化的深远影响。
〔关键词〕 东巴教 滇西北苯教 史迹

②日本漢字: 馮智「東巴教与滇西北笨教流行史跡試探」『中国蔵学』第3期(総第83期):pp.35-pp.39
【摘要】 笨教曾経在滇西北甚為流行,明清以后,由于蔵伝仏教噶瑪噶挙派和格魯派的伝入,併在該地占拠統治地位以后,笨教的勢力和影響才逐漸地減弱和消退。本文詳細分析了笨教在真西北的流行史跡、伝入背景、伝入方式,以及対当地本土宗教和文化的深遠影響。
〔関鍵詞〕 東巴教 真西北笨教 史跡

③和訳: 「トンバー教と西北雲南ボン教の流行の歴史的探求」『中国蔵学』第3期(総第83期):pp.35-39
【概要】 ボン教はかつて西北雲南省で流行していた。明清以降、チベット仏教のカルマ・カギュ派とゲルグ派が伝入し、この地を占拠し統治するようになったため、ボン教の影響力は徐々に弱まり、衰退した。本論では、西北雲南におけるボン教の歴史的足跡、導入の背景、布教方法、さらには現地の宗教と文化へ深い影響についても詳細に分析する。
〔キーワード〕  トンバー教 西北雲南ボン教 歴史的足跡                        【続】


《関係サイト》
ボン教(笨教)中国語論文リスト
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2293.html
ボン教論文摘要(1) 
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2303.html
ボン教論文摘要(2) 
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2306.html
ボン教論文摘要(3) 
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2309.html

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
--
魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR