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いい加減に学ぶ中国語講座(44)

蕎麦の道(1)

 ご無沙汰しております、4年の月市です。現在私はブータンの蕎麦食文化をテーマに卒論に取り組んでいます。蕎麦に関する基礎知識を学ぶため、中国のオンライン百科事典「百度百科」の蕎麦に関連するページの翻訳を進めています(wikipedia日本語版よりも内容が詳しい)。今回は冒頭の部分と第一章「栽培の歴史」、第二章「形態的特徴」の部分を紹介させていただきます。長い翻訳となったので、先生に細かく目を通していただくことはできませんでしたが、素訳をアップします。皆様のご指導をお願いするしだいです。

百度百科 荞麦 (植物名称)
https://baike.baidu.com/item/%E8%8D%9E%E9%BA%A6/889827#3

①訳文:蕎麦(植物名)
 ソバ(学名:Fagopyrum esculentum Moench.)、別名:浄腸草、烏麦、三角麦 
 タデ科(Polygonaceae)ソバ属(Fagopyrum
 成熟期間は75日、北方では二期作が可能、一年生植物(一年生草本)である。茎は直立し、高さ30〜90 cm、上部の茎は緑または赤色で、縦方向にエッジ(線)がはしっている。茎は無毛または片方のエッジに沿って縦方向に乳頭状突起を持つ。葉は三角形または卵型の三角形で、長さ2.5~7㎝、幅2~5㎝で、尖った先端とハート型の基部を持ち、葉の両面の葉脈に沿って乳頭状突起を持つ。蕎麦は涼しくて湿気の多い気候を好み、高温、干ばつ、強風に耐えることができない。また霜にも弱く、日光を好む。栽培にはやや多めの水を必要とする。

中文名:蕎麦
別名:浄腸草、烏麦、三角麦
ラテン語名(学名):Fagopyrum esculentum Moench.
界:植物界
門:被子植物門(Angiospermae
綱:双子葉植物綱(Dicotyledoneae
亜綱:古生花被植物亜綱(Archichlamydeae
目:ナデシコ目(Caryophyllales
科:タデ科(Polygonaceae
亜科:タデ亜科(Polygonoideae
連:ソバ連(Fagopyreae
属:ソバ属(Fagopyrum
種:ソバ(Fagopyrum esculentum

栽培の歴史
 ソバの起源について、日本の植物学者、星川清親(おそらく『栽培植物の起原と伝播』 1987 )は、日本で栽培されたソバは8世紀に中国から朝鮮半島を経由して日本に伝わったと考えている【訳注1)考古学的には弥生前期まで遡ることが分かっている】。原産地は北東アジアのバイカル湖に近い中国の東北地方であり、具体的な伝播経路は、唐代に北から南伝して中国の内地に入ったと考えられている。宋代には中国南部で広く栽培されていた。(中国南部から)インドシナにも伝播し、8世紀に至ると朝鮮半島を経由して日本に伝わった。また、8世紀には中国からインドにも伝わり、とりわけインド北部では、非常に広い地域でソバが栽培されるようになる。その後13〜14世紀に、ソバはシベリア、ロシア南部、またはトルコからヨーロッパに拡散した。17世紀にはベルギー、フランス、イタリア、イギリスに持ち込まれた。1625年にはオランダの入植者がハドソン川を経由してアメリカに、そして後にカナダと南アメリカにソバをもたらした。
 中国の学者、たとえば『中国農業地理』の著者、韓茂莉は、ソバの起源に係るバビロフとジュコフスキーの見解に基づき、ソバの物的痕跡が中国で発掘されたが、考古学の世界でソバの起源が中国にあると結論づけるには物的証拠が少なすぎると述べている。しかし、ソバの拡散の中心が北方にあるのは確実であり、その拡散の経路は「黄河流域から淮河流域に至り、さらに、人口の移動に伴って栽培地は領土外に拡大した」という。また、林汝法主編『苦蕎挙要』では、主に西南中国の「苦蕎」【訳注2)原生種に近い苦い味の蕎麦か?】の特徴、物的資源と育種、及びその栽培技術を紹介している。この書では「苦蕎の起源は雲南滇西の中山盆地にあるのかもしれない」としている。
 関連する理論(的論考)だけでなく、ソバの考古学的遺物も増えている。陝西省の楊家湾漢墓から2000年以上前のソバ種子が発掘されたのに続き、陝西省咸陽市馬泉と甘粛省武威市磨嘴子では前漢と後漢のソバの痕跡がみつかった。2006年には、北京市房山区丁家窪村で春秋時代のソバの痕跡が発掘された。2010年には、内モンゴル自治区通遼市巴彦塔拉(バヤンタラ)鎮で遼代のソバ痕跡がみつかった。(なかでも)ソバの起源に関する最新の研究進展(として注目されるの)は、2006年に小珠山貝塚遺跡の中の呉家村遺跡で発掘中に、多数のソバの種子みつかったことである。呉家村遺跡は、約5500年前の紅山文化【訳注3)中国東北地方の新石器文化】の遺跡である。2010年、金英熙と賈笑冰は「遼寧(省)長海県広鹿島小珠山貝塚遺跡の発掘と収穫」という新聞報道で次のように指摘した。「ソバの起源と伝播に関する学術的見解は以下のとおり。すなわち、ソバは中国の東北地方に起源し、その後徐々に西へ拡散した。この伝播のあり方は、稲作の起源・伝播にとてもよく似ている。遼寧(省)大連(市)広鹿島小珠山貝塚遺跡の発掘調査以前、ソバの起源に係る地域はほかにもあり、重要な証拠となる遺物を伴っていた。ただ東北中国においてのみ、ソバの考古学的証拠を欠いていたのだが、このたびの発掘調査により、小珠山貝塚遺跡で多数のソバ種子が出土し、ソバの起源に関する問題について新たな視点をもたらした。
 国内外のソバ研究の理論的分析によると、多くの学者はソバの起源は中国にあって、甘蕎(甘いソバ)の起源は北方中国、苦蕎(苦い蕎麦)の起源は西南中国にあると考えている。しかしながら、発掘された最新のソバ種子の分析からみれば、ソバの起源地はおそらく北東中国にあるのであろう。

形態的特徴
 一年生植物(一年生草本)。茎は直立、高さ30〜90 cm、上部の茎は緑または赤色で、縦方向にエッジ(線)がはしっている。茎は無毛または片方のエッジに沿って縦方向に乳頭状突起を持つ。
 葉は三角形または卵型の三角形で、長さ2.5~7㎝、幅2~5㎝で、尖った先端と芯型の基部を持ち、葉の両面の葉脈に沿って乳頭状突起を持つ。下葉(草木の下の方にある葉)には長い葉柄があり、上部の葉は小さくてほぼ茎が無い。葉鞘は膜質で、短い円筒形をしており、長さは約5㎜、先端が斜めになっていて、縁毛(ふちなどにある毛)がなく、破裂して脱落しやすい。
 花序は総状花序または散房花序、頂生または腋生、花柄の片側に小さな突起を持つ。苞片は卵形、長さ約2.5mm、緑色、フチは膜質、各苞に3~5の花をつける。花柄は苞片より長く、節はない。花被は5つに深く裂けており、白色または薄赤である。花被片は楕円形をしており、長さ3〜4 mm、雄蕊(おしべ)は8つあり、花被より短い。葯は薄赤色、花柱は3つあり、柱頭は頭状である。痩果は卵形、3つの鋭い角を持ち、先端に行くにしたがって先が細くなっている。長さ5〜6 mm、暗褐色で光沢は無い。痩果は宿存萼(花被)より長い。花期は5~9月、果期(盛果期?収穫期?)は6~10月である。 (月市)


②原文: 荞麦 (植物名称)
 荞麦(学名:Fagopyrum esculentum Moench.),别名:净肠草、乌麦、三角麦,是蓼科(Polygonaceae)荞麦属(Fagopyrum)成熟期75天,北方可两季,一年生草本植物。
 茎直立,高30-90厘米,上部分枝,绿色或红色,具纵棱,无毛或于一侧沿纵棱具乳头状突起。
叶三角形或卵状三角形,长2.5-7厘米,宽2-5厘米,顶端渐尖,基部心形,两面沿叶脉具乳头状突起。
 荞麦喜凉爽湿润的气候,不耐高温、干旱、大风,畏霜冻,喜日照,需水较多。

中文名:荞麦
别名:净肠草、乌麦、三角麦
拉丁学名: Fagopyrum esculentum Moench.
界:植物界
门:被子植物门
纲:双子叶植物纲
亚纲:原始花被亚纲
目:蓼目
科:蓼科
亚科:蓼亚科
族:蓼族
属 :荞麦属
种 :荞麦

栽培历史
 关于荞麦的起源,日本植物学家星川清亲认为日本种植的荞麦是八世纪由中国经朝鲜半岛传播而来。原产地是在亚洲东北部、贝加尔湖附近到中国的东北地区,具体的传播过程是在唐朝时期由北向南传入中国内地。宋朝时期在华南地区普遍种植。随后又传到印度支那北部,直到八世纪经朝鲜半岛传入日本,并在8世纪由中国传入印度,尤其是在印度北部,荞麦播种的面积非常大。之后,在13-14世纪荞麦经西伯利亚、俄国南部或者从土耳其传入欧洲。在17世纪传入比利时、法国、意大利和英国等地,1625年荷兰殖民者将荞麦经哈得孙河带入美国,以后又传入加拿大和南美洲。
 中国学者例如韩茂莉在《中国农业地理》一书中认为,基于瓦维洛夫和茹考夫斯基关于荞麦起源的观点,中国虽然出土了荞麦的实物遗存,但是由于考古界的实物证据太少,难以形成荞麦起源地就在中国的结论。但有一点可以确定,荞麦的扩散中心是在北方,其传播过程是“自黄河流域向淮河流域,并且随着人口迁移将种植区扩展到塞外。”林汝法主编《苦荞举要》一书,主要介绍了:“西南地区苦荞的特征特性、物质资源和育种以及苦荞的栽培技术等多方面的内容。”书中提到了“苦荞的起源地可能是在云南滇西中山盆地”。
 除相关理论之外,有关荞麦的考古实物遗存也不断增多,继陕西省杨家湾汉墓出土2000多年前的荞麦种子后,在陕西咸阳马泉和甘肃武威磨嘴子又出土了前汉和后汉时期的荞麦遗存。2006年,在北京房山丁家洼地区出土了春秋时期的荞麦遗存,2010年在内蒙古巴彦塔拉地区出土了辽代时期的荞麦实物遗存。关于荞麦起源的最新研究进展,是在2006年对小珠山贝丘遗址中的吴家村遗址发掘中发现大量荞麦种子,吴家村遗址主体是距今5500年左右的红山文化遗址。2010年金英熙、贾笑冰在《辽宁长海县广鹿岛小珠山贝丘遗址发掘与收获》这篇报道中指出:“学术界有关荞麦的起源地和传播上的一种看法是,荞麦起源于我国东北地区,随即逐渐向西传播,这种传播方式与稻作农业的起源方式有着很大的相似之处。在辽宁大连广鹿岛小珠山贝丘遗址未发掘之前,有关荞麦起源于其他地区,均有了实物遗存作为重要的证据。唯独在东北地区缺乏荞麦起源地的实物证据。此次挖掘,小珠山贝丘遗址中大量荞麦种子的出现,将会从新的角度进一步研究荞麦起源的相关问题。
 从国内外有关荞麦的著作理论分析,很多学者认为荞麦的起源地在中国,并且甜荞起源于北方,苦荞起源于西南地区。而从最新的荞麦种子出土情况分析,荞麦的起源地或是在我国的东北地区。
 
形态特征
 一年生草本。茎直立,高30-90厘米,上部分枝,绿色或红色,具纵棱,无毛或于一侧沿纵棱具乳头状突起。
 叶三角形或卵状三角形,长2.5-7厘米,宽2-5厘米,顶端渐尖,基部心形,两面沿叶脉具乳头状突起;下部叶具长叶柄,上部较小近无梗;托叶鞘膜质,短筒状,长约5毫米,顶端偏斜,无缘毛,易破裂脱落。
 花序总状或伞房状,顶生或腋生,花序梗一侧具小突起;苞片卵形,长约2.5毫米,绿色,边缘膜质,每苞内具3-5花;花梗比苞片长,无关节,花被5深裂,白色或淡红色,花被片椭圆形,长3-4毫米;雄蕊8,比花被短,花药淡红色;花柱3,柱头头状。瘦果卵形,具3锐棱,顶端渐尖,长5-6毫米,暗褐色,无光泽,比宿存花被长。花期5-9月,果期6-10月。

③日本漢字:蕎麦 (植物名称)
 蕎麦(学名:Fagopyrum esculentum Moench.),別名:浄腸草、烏麦、三角麦,是蓼科(Polygonaceae)蕎麦属(Fagopyrum)成熟期75天,北方可両季,一年生草本植物。
 茎直立,高30-90厘米,上部分枝,緑色或紅色,具縦稜,無毛或于一側沿縦稜具乳頭状突起。
葉三角形或卵状三角形,長2.5-7厘米,寬2-5厘米,頂端漸尖,基部心形,両面沿葉脈具乳頭状突起。
 蕎麦喜涼爽湿潤的気候,不耐高温、乾旱、大風,畏霜凍,喜日照,需水較多。

中文名:蕎麦
別名:浄腸草、烏麦、三角麦
拉丁学名: Fagopyrum esculentum Moench.
界:植物界
門:被子植物門
綱:双子葉植物綱
亜綱:原始花被亜綱
目:蓼目
科:蓼科
亜科:蓼亜科
族:蓼族
属 :蕎麦属
種 :蕎麦

栽培歴史
 関于蕎麦的起源,日本植物学家星川清親認為日本種植的蕎麦是八世紀由中国経朝鮮半島伝播而来。原産地是在亜洲東北部、貝加爾湖附近到中国的東北地区,具体的伝播過程是在唐朝時期由北向南伝入中国内地。宋朝時期在華南地区普遍種植。隨後又伝到印度支那北部,直到八世紀経朝鮮半島伝入日本,併在8世紀由中国伝入印度,尤其是在印度北部,蕎麦播種的面積非常大。之後,在13-14世紀蕎麦経西伯利亜、俄国南部或者従土耳其伝入欧洲。在17世紀伝入比利時、法国、意大利和英国等地,1625年荷蘭殖民者将蕎麦経哈得孫河帯入美国,以後又伝入加拿大和南美洲。
 中国学者例如韓茂莉在《中国農業地理》一書中認為,基於瓦維洛夫和茹考夫斯基関於蕎麦起源的観点,中国雖然出土瞭蕎麦的実物遺存,但是由於考古界的実物証拠太少,難以形成蕎麦起源地就在中国的結論。但有一点可以確定,蕎麦的拡散中心是在北方,其伝播過程是“自黄河流域向淮河流域,併且随著人口遷移将種植区拡展到塞外。”林汝法主編《苦蕎挙要》一書,主要介紹瞭:“西南地区苦蕎的特徴特性、物質資源和育種以及苦蕎的栽培技術等多方面的内容。”書中提到瞭“苦蕎的起源地可能是在雲南滇西中山盆地”。
 除相関理論之外,有関蕎麦的考古実物遺存也不断増多,継陝西省楊家湾漢墓出土2000多年前的蕎麦種子後,在陝西咸陽馬泉和甘粛武威磨嘴子又出土瞭前漢和後漢時期的蕎麦遺存。2006年,在北京房山丁家窪地区出土瞭春秋時期的蕎麦遺存,2010年在内蒙古巴彥塔拉地区出土瞭遼代時期的蕎麦実物遺存。関於蕎麦起源的最新研究進展,是在2006年対小珠山貝丘遺阯中的呉家村遺阯発掘中発現大量蕎麦種子,呉家村遺阯主体是距今5500年左右的紅山文化遺阯。2010年金英熙、賈笑冰在《遼寧長海県広鹿島小珠山貝丘遺阯発掘与収穫》這篇報道中指出:“学術界有関蕎麦的起源地和伝播上的一種看法是,蕎麦起源於我国東北地区,随即逐漸向西伝播,這種伝播方式与稲作農業的起源方式有著很大的相似之処。在遼寧大連広鹿島小珠山貝丘遺阯未発掘之前,有関蕎麦起源於其他地区,均有瞭実物遺存作為重要的証拠。唯独在東北地区欠乏蕎麦起源地的実物証拠。此次挖掘,小珠山貝丘遺阯中大量蕎麦種子的出現,将会従新的角度進一步研究蕎麦起源的相関問題。
 従国内外有関蕎麦的著作理論分析,很多学者認為蕎麦的起源地在中国,併且甜蕎起源於北方,苦蕎起源於西南地区。而従最新的蕎麦種子出土情況分析,蕎麦的起源地或是在我国的東北地区。
 
形態特徵
 一年生草本。茎直立,高30-90厘米,上部分枝,緑色或紅色,具縦稜,無毛或於一側沿縦稜具乳頭状突起。
 葉三角形或卵状三角形,長2.5-7厘米,寬2-5厘米,頂端漸尖,基部心形,両面沿葉脈具乳頭状突起;下部葉具長葉柄,上部較小近無梗;託葉鞘膜質,短筒状,長約5毫米,頂端偏斜,無縁毛,易破裂脱落。
 花序総状或傘房状,頂生或腋生,花序梗一側具小突起;苞片卵形,長約2.5毫米,緑色,辺縁膜質,毎苞内具3-5花;花梗比苞片長,無関節,花被5深裂,白色或淡紅色,花被片橢円形,長3-4毫米;雄蕊8,比花被短,花葯淡紅色;花柱3,柱頭頭状。痩果卵形,具3鋭稜,頂端漸尖,長5-6毫米,暗褐色,無光沢,比宿存花被長。花期5-9月,果期6-10月。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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