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中国道蕎麦競べ(15)

1226 床瀬そば外観 佐藤 1200床瀬02前菜04道路 


再訪-床瀬そば

 先週末、教授はまた新たに但馬~丹波で蕎麦食の旅に出かけられたのですが、その報告はどうやら冬休みにまわるようでして、まずは4年生を中心として本日(12月22日)おこなった蕎麦と町並みの旅についてレポートします。
 神辺高原(兵庫県豊岡市竹野町)の「床瀬そば」については、教授が9月下旬に訪問されています。今回は昼食のセットを求めての再訪となりました。道中、前週の大雪の爪痕が残っており、店舗間近のスキー場近くの道が通行禁止になっているなどのアクシデントがありました。予定より一時間半ばかり遅れて「床瀬そば」に辿り着きました(訪問店を変更するほうがよかったかもしれません)。


1200床瀬02前菜01 1200床瀬02前菜02やまめ


 床瀬そばの店舗は、写真の通り、昭和戦後の木造住宅をほぼそのまま継承したもので、大広間に囲炉裏が並んでいます。店内は、住宅時代の風情そのものであり、床の間と仏壇があり、床の間には壺や掛け軸などが飾られています。他にも、火鉢や屏風なども置いてありました。窓側からは外の風景も見え、ゆっくりとくつろげる田舎の良さを活かした空間になっています。囲炉裏の席では、冬休みになったばかりだからか、家族連れのお客が陣取って賑やかに食事をしていました。私たちは、天然木削り出しの大きなちゃぶ台で食事をしました。


1226 蕎麦 佐藤 1226 そばがき 佐藤



1200床瀬02前菜05川01 1226 囲炉裏 佐藤


 蕎麦のセットは、四季の酢の物、蕎麦団子の入ったけんちん汁、落花生豆腐、ヤマメの塩焼きがついていて、最後にもりそばがでてきます。どの料理も美味しかったですが、若い男子学生にとっては量の面で物足りないとの意見もありました(女子はあれで十分だそうです)。とくに挽きたて・打ちたて・茹でたての「三たて」にこだわっている十割蕎麦が美味しかったです。つなぎには地元でとれた自然薯を使用しているそうです。今まで食べてきたそばに比べて濃いめの黒色をしていましたが、コシがあり、のどごしが良いお蕎麦でした。また、最後にそばがき(方言はキャアモチ)もいただきました。そばがきは生醤油で食べます。
 竹などの自然素材をふんだんに使った器が気になりました。蕎麦は竹を縦に割った器で、薬味は竹を横に割った器に寒椿の葉と共に盛られており、山中の風情によく合っているように感じました。お店のBGMはな、く静かな店内でしたが、窓を開けると床瀬そばの裏側で流れる山椒川(↑左)の音が聞こえ、あたかも蕎麦の清涼さを表現しているように感じました。



1200床瀬01額
↑蕎麦≒精進料理≒禅?
1200床瀬02前菜03記念02 1200床瀬02前菜03記念01sam


大杉と竹田

 蕎麦食調査後、養父市大屋町の重伝建「大杉」と朝来市和田山町の国史跡「竹田城跡」直下の町並み(JR竹田駅周辺)を訪問しました。やはり、いずれも教授が最近LABLOGで報告されています。とりわけ、竹田城直下の登録文化財「旧木村酒造」を改装したホテルenについては、前週末に宿泊までされており、詳細の報告は教授に委ねようと思います。


1226 旧木村酒店 佐藤 1226 竹田駅 佐藤


 大杉で私たち学生は、教授とは別行動をとり、集落の上手に境内を構える二宮神社の参道石段を駆け上がりました。二宮神社では毎年8月に「大杉ざんざこ踊」という祭りが開催されているそうです。二宮神社から見る大杉の街並みは絶景でした。床瀬そばの調査だけでなく、但馬地域に特有な歴史的町並みを2ヶ所も訪れることができ、とても良い経験になりました。長時間車の運転をしていただいた会長と教授には、心から感謝申し上げます。(ころっけ)


1226 養蚕住宅 佐藤 1226 二宮神社から 佐藤

1202大杉02 1202大杉01


《連載情報》中国道蕎麦競べ
(1)安来「まつうら」
http://asalab.blog11.fc2.com/blog-entry-3057.html
(2)新見「やな木」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2275.html
(3)勝山「一心庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2276.html
(4)津山城東とうふ茶屋
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2277.html
(5)美作滝尾駅-木楽
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2278.html
(6)床瀬そば
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2279.html
(7)高中そば-名草神社三重塔
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2280.html
(8)EN-ナマステ
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2281.html
(9)談山神社-橘-きみなみ
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2282.html
(10)宇陀「一如庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2283.html
(11)再訪-ひむろ蕎麦
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2308.html
(12)そば切りたかや インタビュー
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2302.html
(13)走馬観花-平福宿の「瓜生原」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2304.html
(14)「みちくさの駅」ゼミナール
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2305.html
(15)再訪-床瀬そば
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2322.html
(16)そば処「伊とう」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2328.html
(17)そばの店「右衛門五郎」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2329.html
(18)蕎麦と旬のお料理「ろあん松田」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2333.html
(19)摩尼寺門前 門脇茶屋
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2335.html
(20)八郷の里の猫
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2366.html



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Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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