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奈良のオールブラックス 優勝!

 1月11日(月)、全国大学ラグビー選手権の決勝で、天理大が早稲田に圧勝し、初優勝を飾るとともに、平尾・大八木の同志社三連覇(1983-85)以来、じつに36年ぶりに関西に優勝旗を取り戻した。55-28という点差以上の実力差があり(最後、天理は選手を大替えした)、正直な感想を述べるならば、トップリーグと学生リーグぐらいの力量さを感じた試合である。
 わたしが初めて「奈良のオールブラックス」という記事を書いたのは、2012年の正月のことであり、3連覇をかけた帝京大をぎりぎりまで追い詰めたが、最後は帝京のPGで惜敗した試合をレポートした。帝京のSH流 対 天理のSO建山がぶつかりあう息詰まる懐かしい試合である。その後、天理高校ラグビー部のことを一度書き、さらに二年前の全国大学選手権準決勝で天理が帝京に雪辱圧勝したばかりか、帝京の大学選手権十連覇を阻止したことは記憶に新しい。決勝の明治大戦も勝つだろうと予想したのだが、明治に思わぬ完敗を喫し、昨年は準決勝で早稲田に大敗した。

コロナ惨禍をのりこえて

 念願の優勝です。ご存じのとおり、天理大学ラグビー部では昨夏コロナのクラスターが発生し、大学は大バッシングを浴び、勢いあまって天理市民までが差別的対象となり、奈良市に天理市民が「上京」してくると白い目でみられたものである。その奈良市民が今は五條市あたりの県南を訪問すると、白い目でみられている。奈良の感染は大阪と一体化しており、いずれ大阪・兵庫・京都に連動して緊急事態宣言が発せられても不思議ではなくなっている(人口が少ないので、10万人あたりの感染率は全国有数の地域である)。というか、グーグルAI感染予報などを参照するならば(1月20日で東京6,000人、全国10,000人以上)、早めに全国緊急事態宣言を発令したほうがよいと個人的には思っている。

 ラグビーには、サッカーや野球では味わえない純真な感動があり、「スポーツとは何か」を根本的に教えてくれる球技だと何度か書いてきた。これについては、一昨年のワールドカップ終了後に短文を著し、そこそこの拍手を頂戴しているので、ご参照いただければ幸いです。不幸なことに、ラグビーの大学選手権決勝とサッカーの高校選手権決勝は同日にあることが多く、どうしても後者が見劣りする。いつもの老婆心ながら、昨年に引き続き、青森山田が決勝で敗れた点、日本サッカー界全体にとっては良いことだと思っている。昨年優勝した静岡学園のサッカーが日本の向かうべき道筋だと信じているからである。
 さて、モードを切り替えよう。



2012年正月 決勝 帝京vs.天理

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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