2020年度卒業論文オンライン発表会


2月10日(水)、令和2年度卒業論文発表会がwebexを用いたリモートで開催されました。ASALABはN研(ランドスケープ)、C研(都市計画)とともに第2班に振り分けられました。総勢16名。予定では、13時開始の18時半終了、休憩は10分間(実際は5分間)が2回という強行軍で、前日から気が重く、こりゃ体力がもたないと思い、緑茶とダイエット・コーラを買い込んでおきました。他ゼミの発表の際は、映像と音声を切って、お茶を飲みながら視聴したんです。で、質疑になると、音声・映像を復活させる。不謹慎だと思われるかもしれなけれども、これぐらいのゆとりがないと、5時間半も集中力がもちません。


第2班の発表はN研の人数が多く、前半は予定時間より遅れがちだったのですが、C研とASALABは人数が少ないので、途中から予定より早めに進むようになりました。ASALABの開始時間は16:40が予定されていたのだけれども、10分早くスタートしました。3年生などには16:40スタートと通知していたので、トップバッターの月市くんの発表を聞き逃した後輩もいるかもしれません。
以下は、学籍番号順の発表題目です。
①井上「ブータンの蕎麦食文化」
②佐藤「蕎麦食の風景 -山中は蕎麦屋はなぜ繁盛しているのか」
③沼野「過疎と地域祭礼-静岡の袋井祭と倉吉の地蔵盆にみる持続可能性の諸問題」
④藤井「チベット・ブータン仏教とボン教の歴史的相関性に関する予備的考察」


各発表については、昨年度と同様、卒論提出後に各自で概要をアップしてもらう予定です。4人とも無難に発表をこなしましたが、リハーサル時と同様、コロッケ君の緊張度が高かった・・・
わたしは第2班の発表すべてを視聴しましたが、学生たちは自分と親交の深い他班の学生の発表を聴いていたようです。学生(4年次)は少なくとも4名の卒論聴講を義務づけられており、そのレポートを指導教員に提出しなければなりません。これまで20年間働いてきましたが、教師・学生とも最も負荷の大きい発表会となったのは間違いありません。しかし、普通の対面のポスターセッションにはない良さもあるように思います。ポスト・コロナの教育として、オンラインを全面的に否定するのではなく、対面とオンラインの複合的手法を遺産として受け継ぐべきだと改めて感じたところです。

↑何だ、このカップル? ここはココア?
今宵はレスター・ヤングで