リキ・チャンネルに嵌まる日々
昨年の春ごろから、○○チャンネルと称する雀士のユーチューブ番組が増え始めた。思い起こせば、それは一度目の緊急事態宣言のころである。雀荘は閉鎖状態になり、mリーグをはじめとする各団体のトーナメントも休止になって、有名な雀士たちはやることがなくなった。○○チャンネルを開設する以外に仕事がなくなってしまったのであろう。しかし、残念ながら、面白いと思えるチャンネルはありませんね。麻雀のユーチューブ番組でけらけら楽しめたのは老舗の「おしえて、パイレーツ」です。わたしはデジタル派などと称する鳴き麻雀は好きではなかったが、おしパイのおかげで、すっかりデジタル派の旗頭パイレーツのファンになってしまったのです。間の抜けた雀士たちの会話に笑い、瑞原さんという神聖な人妻に見惚れてしまいました(笑)。
長州力もPCR検査をしたのです。
3月になってヒマな時間が増え、昔好きだったプロレスのユーチューブ番組を漁っていると、この業界でもイベント中止のため、有名レスラーが雨後の筍のように○○チャンネルを開設していることが分かった。レスラーは雀士の10倍くらいアクセスを集めているのだけれども、やはりそんなに面白くない。プロレスを話題にしてもつまらないんですよ。ところが、唯一、長州力のチャンネルだけは別格で、ついつい嵌まってしまいますた。あの革命戦士が、今は孫に目がないおじいちゃんになってしまって、娘婿の慎太郎をいじくりまくる番組なんだけど、プロレスの話題はほぼありません。あまりに面白いので、神奈月というモノマネ芸人が長州のリキ・チャンネルを完コピして、またアクセスを集めている。わたしゃ神奈月のモノマネはあんまり似ていると思いませんね。松村邦洋の方がはるかに上だ。松村を国宝レベルとすると、神奈月は神奈川県指定だわ(誉めすぎかも?)。
こちらは蝶野正洋のチャンネル。格の差が露骨に出てますな。
絶壁に立つパイレーツ
3月1日に大敗して7位にまで落ちたパイレーツではありましたが、翌2日、予選敗退を争うライバル・チームのフェニックス、ライデンなどが大きく負け続け、再び5位にまで浮上したのでした。残り6試合となった今夜はボーダーを競うドリブンズ、フェニックスとの直接勝負で「天下分け目」の二戦でしたが、初戦は朝倉が4着、第2戦は小林が3着でついにどんびりの第8位に里帰りしてしまって、もうぐったりこんこん・・・第2戦は南4局1本場終了時点(親は小林)でトップの園田まであと数百点のところまで迫っていて、逆転トップの可能性大になったその2本場、最下位の近藤(フェニックス)が逆転の倍満を積もって万事休す。われらがコバゴーは2試合連続で3着に終わってしまったのです。
残り4試合です。まぁ、実質的にはパイレーツ、ライデン、フェニックスのうち2チームが脱落する可能性が高まっています。これで予選落ちしたあかつきには、朝倉と石橋は来年度からおしパイ専用メンバーにすべきではないかな。おしパイでみる二人は滑稽で結構なんだけど、他チームのエース級と対等に張り合うのは無理だわ。サクラナイツが堀慎吾をとって+300点を維持しているのとは大違いだ。試合用の強い選手をドラフトする必要がある。しかも、コバゴーの戦略とは違うスタイルの選手が欲しい。残る4戦、小林を何試合使うのか。瑞原1試合、残りの3試合は小林に任せるか。瑞原・小林を2試合ずつとするか。
エースの小林も、少し打ち方変えないとね。今夜も、リーチ後のダブ東をカンしないで、12,000点以上のツモを6,000で終わらせてしまった。もうこの段階になると、カンしてテンパネ、リンシャン、カンドラ、カンウラを期待するぐらいの打点をめざさないとトップはとれないんじゃないか。現状の順位と残り試合数を考えると、おそらく10人中8人がカンします。「我カンせず」の意思を貫いたことで、6,000点の収入はあったけど、最後の最後で近藤に逆転され3位に落ちる遠因になったと思います。リスクはあるけれども、普段通り打つ、っていう状況ではないような気がします。
パイレーツが勝ち抜けられなかったら、セミファイナル以降、いったいどのチームを応援すればいいのだろう。連盟系はヤですからね。連盟の雀士が一人もいないのはパイレーツとドリブンズだけだよね。ドリブンズか・・・もひとつ気がのらんな。個人選手の応援とするか。堀慎吾、近藤誠一あたりなら応援する価値はある。連盟の雀士、多すぎるな。アンチ連盟の立場で個々の試合を見るかな。
ラッシャー木村、面白かったなぁ・・・寅さんみたいだ。